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Kullubi(2013)

本日12月28日はKullubi。聖ガブリエル祭があります。
まるで町中の人が集まったかのように道は白い服で身を包んだ人々で埋め尽くされます。
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彼らは町をねり歩き、教会を目指します。太陽の熱と、人の熱さで額には自然と汗が。こうやって人に囲まれていると日本のお祭りを思い出します。
あるものは歌を歌いながら、ある者は踊りながら、いたるところから歌声や手拍子が聞こえていました。人が道を埋め尽くしているため、車も通行止め状態。ですがそんなこともなんのその。バスの乗客たちはその動かないバスの中で踊りだしていました。こんなところがエチオピアらしいです。

文化を大切にするエチオピア。もしあなたがエチオピアを訪れたのなら、そんなエチオピアのお祭りに巻き込まれてみてはいかがでしょう。


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by jocvethiopia | 2013-12-28 19:48 | 生活・文化紹介

エクストリーム任国外旅行 ~先進国への逆襲~

職 種:コンピュータ技術
配属先:アワサ・ポリテクニック・カレッジ

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エクストリーム任国外旅行は、エクストリーム参勤交代、エクストリーム任地訪問と並び称されるエクストリームスポーツである。
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こんにちは。私はエチオピア南部のアワサ市に住んでいます。
私はアワサの学校で働くことを目的にエチオピアに来たので、旅行をすることは考えていませんでした。
が、エチオピアに住んで1年が経過したあたりから、禁断症状がでました。

日本食が食べたい!!!!!

エチオピアの食べ物は残念ながら世界最貧国の名に恥じない味となっています。
私は割と食べ物にはこだわりがないのですが、それでもエチオピアの食べ物は口に合わないどころか体が拒否するレベル。
かといって日本に帰るには金も時間もかかりすぎ、何より担当している授業を放棄して帰るわけにはいきません。しかも理由は日本食を食べたいから。
ちなみに日本食を食べたいという思いは常にあるものの、日本に帰りたいと思ったことはなぜかこの2年間で1度もありません。食べ物を除けば、日本よりはるかに恵まれたた環境にいるといえます。
そんな折、他の隊員から、ケニアでお寿司や海老を食べてきたという半ば自慢のような報告を受けました。

そうだ ケニア、行こう(エチオピア航空)

たまたま学校が長期休暇の時期、一緒に行く隊員もいたので、計画を立てました。
メインの行き先はサファリでしたが、私は日本食が食べられれば他はどうでもよかったので、特に異論はありませんでした。そうと決まればケニア大使館でビザを取得、日本食は何を食べようか、もって帰れる食材はどんなものがあるのかと期待に胸がいっぱいになります。

いよいよ出発!

ここで一つ大きな問題がありました。航空券の購入をしてくれたメンバーが急遽病欠となったのです。実はエチオピア航空の場合、搭乗時に、航空券を購入したときのクレジットカードを提示させられるのです。しかし事情が事情なので、そのメンバーが急遽病欠になったことを伝えたところ、問題なく搭乗できました。
搭乗の際、2年間愛用したズボンが破けてしまい半ケツ状態になりましたが上記の問題に比べれば大した問題ではなかったと思いたいです。

ケニア到着!

ついにケニアに着きました。
空港の売店に本屋があった時点でテンションがあがります。店員もフレンドリーでした。カフェのメニューも豊富です。隣の国なのに、ここまで違うことに驚きました。
ここでサファリ行きの車が空港まで迎えに来ました。サファリまではその車で6時間ぐらい。アワサからアディスアベバまで毎回バスで9時間かかることを思えば空走距離といえます。

サファリ

ケニアのサファリに着きました。ここは世界最大級だそうです。いろんな動物がいてすごかったです。
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ナイロビ

サファリ観光も終わり、いよいよナイロビへ。本来の目的である日本食を食べまくります。日本で同じものを食べるよりはるかに高い値段ですが、日本に帰る交通費よりは安いです。
さっそく寿司を食べまくりました。3,000円以上使いましたが、微塵の悔いもありません。

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次の日は昼はカツ丼、夜は海老など食べまくりました。この時点で2万円以上使っていますが、日本に帰ることを思えば安いものです。
こんな楽しい日々ももう終わり、明日にはエチオピアに帰らなくてはなりません。

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炎上

そんな時、まさかの事件が発生。ジョモ・ケニヤッタ国際空港で火災が発生。ナイロビ唯一の空港なのに。デモ・モエチャッタ国際空港。日本でもニュースになりましたね。飛行機の離着陸は一切できなくなりました。
仕方なくエチオピア航空のナイロビ支店に行き、別な日程の便へ代替を要求しました。
そこで驚くべきことを言われました。

店員「このチケットを買ったときのクレジットカードがないから代替はできません」
自分「でもその人は病気でこれなくなったので、手元にクレジットカードがないのです」
店員「では代替はできません」
自分「それっておかしくないですか?」
店員「そういう規則ですから」
自分「じゃあどういう規則か見せてください」
店員「しばらくお待ちください」

突然店員が引っ込んだかと思うと、5分ぐらいたって規則を印刷した用紙を持ってきました。ご丁寧にも、該当箇所を蛍光ペンで線を引いて、「ここに、代替はしないと書いてあります」と言ってくれる親切な対応です。その用紙は私にくれるそうです。私はこのサービスにいたく感動し、エチオピアに帰った後みんなにこのエピソードを伝えました。もちろんもらった用紙は取ってあります。
「そんな対応に手間をかけるぐらいなら、機転を利かせて代替すればいいのに」と誰もが思いますね。

迂回路

ナイロビから帰れないので、仕方なく別な経路からの帰宅を試みました。目指すは東インド会社の拠点があったモンバサ。1日で到達が難しいので、途中隊員宅に泊まりました。その隊員はサファリの内側に住んでいるというので、どんな所か期待しました。着いたら確かにサファリの内側でした。

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サファリ隊員「夜はライオンがでるので、トイレに行くときは気を付けてください」
自分「気を付けるって、具体的に何をすればいいの?」
サファリ隊員「長い棒を持っていってください」

長い棒を持っていたとしても、ライオンに勝てる自身は全くないのですが、それでもひるまない君はアンバサダー。
幸い、その夜は珍しくライオンが出ませした。ビギナーズラックですね。
翌朝、モンバサへと出発しました。

開放感あふれる地上の楽園

モンバサに着きました。とにかく暑い!
住んでいる友人によると、今は1年で1番気温が低い時期らしいです。それでも30度以上ありますが。だとすると1年で1番気温が高い時期はどうなるんだろう?
暗くて寒いナイロビと違い、モンバサは明るくて、人々の笑顔も絶えない。金○日総書記もびっくりの地上の楽園です。心なしか喜び組みっぽい人も多いです。きっと私のような観光客を喜ばせようとしているのでしょう。
友人行きつけのケニアダンスっぽい店へ。エチオピアダンスっぽい店は今まで何十回も行っていましたが、ケニアはもっと楽しいです。人生30年生きてきた中で間違いなく一番楽しい日々でした。
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そんな楽しい日々ももうすぐ終わり。エチオピアに帰らなくてはなりません。できることならもっといたい。でも、涙を拭いて、モンバサとお別れです。協力隊の規則で、外国滞在が21日以上になると罰金なので。
ありがとうモンバサ。このインド洋の風景を、一生忘れない。
でものどの痛みは早く忘れたい。
きっと、東インド会社の人も、400年前にこんな思いを抱いたに違いありません。
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帰路

モンバサからアディスアベバへの飛行機は空港が炎上することなく飛び立ちました。
私のモンバサへの思いからも飛び立たなくてはなりません。
アディスアベバに着いて、あまりの寒さと人の冷たさに愕然としました。
でも、あの楽園での日々は、私の心の中で永遠に生き続けます。


今回のレポートは以上です。最後までお読み頂きありがとうございました。
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by jocvethiopia | 2013-12-27 00:00 | 街・旅行情報

エチオピアで田植えしながら考えた

作物の植え付けには移植と直播があります。移植は苗をあらかじめ育てておいてから水田に植え付ける方法、直播は種子を農地に直接播いてしまう方法です。日本の稲作では移植が一般的ですが、ここエチオピアでは直播とくに散播と言い、列などを決めずにばらまいてしまう方法)が一般的です。エチオピアの場合、古くからテフ(イネ科の作物)やコムギなどの主要作物が直播で栽培されてきたことから、新しく普及してきたイネにおいても直播が行われているのです。

 さて、そのようなエチオピアにおいて、農家の人たちは移植をどのようにとらえているのでしょうか。

移植はまず育苗に手間がかかります。鳥や家畜に苗が食べられないように見張りをしたり、適当な降雨が無ければ水やりが必要となることもあります。移植用の水田も入念に耕さなければなりません。一方、直播は育苗の必要は無く、耕地の準備も移植に比べて簡易です。これでは移植は良くないことだらけのように思われてしまうでしょう。実際、農家の人たちの「移植の良さが分からない」という意見も耳にしました。移植は直播に比べて、必要な種子の量がかなり少なくて済むのですが、それでも作業の大変さの方が農家には問題となるのでしょう。
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他の技術と合わせることで移植の利点を発揮させられる可能性があります。例えば、手押し式除草機と合わせて普及を図るというのもそのひとつでしょう。移植だと列と列の間に一定のスペースが作れますので、除草機を使うことができます。ばらばらにイネが生えている水田に膝をつきながら除草をする農家を見ていると、除草機が普及すれば大幅に作業が効率化できそうな気がします。このように新しいしようとするのであれば、その技術の利点だけを取り出してみても効果が薄く、関連しそうな技術と併せながらその相乗効果について検討しなければならないでしょう。

ところが、種子生産の現場や品種比較試験の現場となると話が違ってきます。移植だと異品種が混入しても比較的容易に圃場で発見でき、その除去も可能です。当たり前のように異品種が混入している試験栽培用の種子を眺めながら、早急な移植技術導入の必要性について考えているところです。
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by jocvethiopia | 2013-12-20 00:00 | 活動

首相のエチオピア訪問

来年1月阿部首相がエチオピアを訪問するそうです。
日本の首相がエチオピアを訪れるのは小泉首相の以来8年ぶりになります。

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201311/2013112600917

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by jocvethiopia | 2013-12-13 23:10 | お知らせ

節約フェスティバル

西暦2013年8月23日土曜日、北部の町インジバラにて「コタビフェスティバル」を行いました。「コタビ」とはアムハラ語で「節約」とか「倹約」という意味です。(「コタビフェスティバル」はアムハラ語として正しくないらしく、フェスの正式名称は「የ ቆጣቢ ዘዴዎች ማሳያ ፌስቲቫል ヤ コタビ ザデウォッチ マサヤ フェスティバル(節約の方法たちを見せるフェスティバル)」です。)  このフェスティバルは、私がこれまで村落開発普及員として活動してきた内容を、「節約」というキーワードでまとめ、一気に紹介してしまおうという試みです。具体的に言うと、私が約2年間やってきたことが、第一に、燃料を節約するための改良かまどの普及活動。活動終盤に力を入れていたのが、無料でもらえる端切れを利用した布草履作り教室。その前に力を入れていたのが、捨てられている王冠を利用したオセロの紹介。考えてみればこれって全部「節約」だよなーというところから、じゃあこれらを一気に紹介してしまえ。という発想です。  コタビフェスティバルの内容は、 1. 改良かまどの展示即売 2. 布草履やシュシュなど、端切れを利用した製品の展示即売 3. 王冠を利用したオセロのトーナメント大会 4. 節約の一環としての手洗いやSODIS(ペットボトルを利用した水の殺菌方法)などの衛生啓発 5. 手作りソーラークッカーと段ボールオーブン他の紹介 などです。 衛生啓発と節約は、結びつきが分かりにくいかもしれませんが、例えば、手を洗う→手についているばい菌を媒介とする病気を防げる→病院に行かなくていい→無駄なお金を使わない=節約。また、SODISも同様で、SODISをすれば水が殺菌できる→水に起因する病気を防げる→かかるお金はペットボトル代のみ=節約という図式です。 エチオピアにも、日本語の「もったいない」に当たる言葉(ብክነት)があるくらいなので、「もったいない」という概念はあるはずですが、エチオピアの人たちは、私の目から見て「もったいない」と思ってしまうことを平気でします。限りある資源を有効利用するため、リユース・リサイクルの重要性を知って欲しいという願いを込めてこのフェスティバルを行いました。 当日は、これまで約1年半もの間、一緒に改良かまどをプロモーションしてきた担当者が会議で来れなかったり、そのため、その彼が手配してくれるはずだった改良かまどが一つしか展示できないなど、相変わらずのエチオピア的トラブルもありましたが、蓋を開けてみれば、ガバヤ(市場)帰りの人たちがたくさん来てくれて、予想以上の大盛況となりました。
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展示即売した手作りの布草履
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オセロトーナメント大会で優勝者に渡した手作りのトロフィー
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私が伝えたかった「もったいない精神」を、来場者がどの程度理解してくれたのかは分かりませんが、配属先の同僚というわけではないのにこれまで一緒に活動してくれた現地の人たちや、常日頃お世話になっている北部隊員にも協力してもらって、任期中盤からずっと行いたいと考えてきた「コタビフェスティバル」が開催でき、それが大盛況だったことは、これまでの活動の集大成と呼ぶにふさわしいもので、協力してくれた人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。 このフェスティバルをもって私の村落開発普及員としての約2年間の活動は終わりとしました。色んな形で支えてくださった全ての皆様、本当にありがとうございました。
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by jocvethiopia | 2013-12-13 00:00 | 活動

小さい話なんだけど悔しい

自分のアパートの近くにシュロメダと言う大きなマーケットがある。
服、靴、食糧、日用品他色々な物を売っている。
それぞれ小さい店構えで、それも同じような物を売り、同じような品ぞろえばかりである。
全体の規模からすればマルカートに相当するのではないかと想像する。
以前、運動する時の白い半袖のシャツが必要だったので、シュロメダへ買いに行った時の話である。
最初に行った一軒目の店で値段を聞くと店のおやじは1枚200ブルと言う。
一応有名メーカーの〇イキ?の名前が胸のところに黒色で印刷してあった。
もちろん沢山同じ店があるので、他の店で値段を聞いてみようと思い立ち去ろうとすると。
おやじが「待て!100ブルにする」と言った。
「いきなり半額かよ?」と驚いた。
というより外国人には通常ここでは2倍掛けてくるのか?と勉強した。
まあとにかく100ブルを頭に入れ、次の店に行った。
まったく同じシャツがあったので、次の店のおやじにいくらか?聞くと200ブルと言う。
それなら前の店で買おうとすると「待て!150ブルにしよう」と言う。
そこで自分は「なにを言うか?前の店では100ブルと言ったぞ」と言って店を出ようとした。
その時後ろからバシャと自分の体になにかぶっつけられたのを感じた。
振りむけば先ほどの白いシャツをおやじが自分へ投げつけたのだ。
自分は「なにをしやがる!お客に向かってこの野郎!」と怒った顔をしておやじを見ると、涼しい顔をして何やら他の作業をしている。
すぐおやじの言いたいことが分かった
「持っていけ!どろぼー 100ブルでええわい!次は二度とこんな値段じゃ売らねーぞ!」と言いたいのが分かった。
自分も「はじめから素直にそう言えば良いじゃない」と笑った
金を払ってアパートに帰ったら部屋にエチオピア人のお手伝いさん(主婦)が来ていた。
お手伝いさんに「今日、マーケットで白シャツを200から100ブルにまけさせて買った」と自慢した。
お手伝いさんは右手の人差指を立て、ワイパーの様に振りながら「ノーノー!ミスター○○私だったらこんなの70ブルで買うよ」と言った。
「くそー!あのおやじまだ30ブル高く売りやがって!」と、小さい話 なんだけど悔しいよね。

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by jocvethiopia | 2013-12-06 00:00 | 生活・文化紹介


エチオピアに展開する青年海外協力隊(JOCV)・シニア海外ボランティア(SV)のページです。活動の様子や,生活・文化の紹介などの記事を掲載しています。


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