恥ずかしながら

 5月の終わりごろ、イエッカの高台にある住宅街を散歩していた。
その時、新婚カップルを乗せたにぎやかな車列が通りすぎた。
しばらく行くと家の中庭に張られたテントの中で手を叩き、音楽が鳴り、踊っているような雰囲気が伝わった。
すぐ、先ほどのカップルの結婚式が始まるのだと分かった。
外からその方を興味ありげに見ていると、中から「お前も入れ!」と若い人達が自分の腕をつかみ誘った。
「いえ!通りすがりの者ですから、遠慮します」と断るも2人掛かりで勧めるものだからつい興味半分で入ってしまった。

 やがて結婚式が始まり、婿さんがお嫁さんのほほへのキスから始まり、双方の指輪の交換が行われた。
次に食事が始まった。インジェラのバイキング方式で、カップルが先に食事を取り、続いて来客の順である。
飲み物はジュースの他に自家製のタッジ(はちみつ酒)がコップに注がれた。
タッジののせいで、皆さん良い気分になったのか、音楽に合わせ花婿、花嫁の踊りが始まり、それを囲みながら皆さんも私も踊りだした。腰に両手を充て、両肩を前後に振り、顔を左右に向けるいわゆるアマラである。
a0223909_22532418.jpg

 いよいよダンスも最高潮に達すると、こんどは皆さんが財布からご祝儀としてお札を出し、カップルの額にペタペタと貼っていくではないか。10から100ブル紙幣で、婿さんも、さらに張り切って汗だくで踊るものだから、貼ったお札も容易には落ちない。花嫁さんの女友達が次々に二人の札を剥がし、バッグの中へいれ、また貼るという流れが出来上がったころ、私は気づかれないよう誘った人にだけお礼を言い出てしまった。

 「ところでお前はいくら貼ったのか?」そこが私の悔やむところで、優柔不断だった。
後から考えれば、自分にとって100ブルは大した金額ではなかった。
お食事もご馳走になっていたのに、どうも見栄を張るようで、100ブルが出せないその場の雰囲気だった。
「10ブルでは少ないし、50ブルが適当だが?その札がちょうど財布には無いしー」なんて考えているうちに、阿波踊りでごまかしながらテントを出てしまいました。
まずいですよね?若い人の範となるべきSVがこういうことでは

ということで、先で皆さんがこういう所に出くわした場合の参考に、恥ずかしながら体験談を披露しました。
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by jocvethiopia | 2013-06-16 22:48 | 生活・文化紹介


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