活動の理解

 僕がエチオピアに派遣されてもう一年と8カ月が過ぎました。最近になってようやく同僚が僕の活動を理解してくれ始めました。最初はただの理科室の変な外国人でした。しかし、ここにきて彼らが自分で僕の仕事の引き継ぎをし始めたのです。今までは全て僕に任せきりだったのに、帰国が近づき少し焦り出したようです。

 先日僕の任地で教員対象の化学セミナーを開催することになりました。いつもはボランティアが講師となってセミナーを行うのですが、この時は同僚にも「講師役をやってみてくれないか?」と依頼してみました。今までは頑張れの一言だった同僚もこの時は、「もちろん!」と快く返事をしてくれました。さらには自らアイデアまで出してくれたのです。

このセミナーは僕が教育事務所と始めた物でした。なので事務所との連携は出来ていたのですが校長への報告が直前になってしまったのです。その件で校長は自分を無視されたと思い怒ってしまいました。これは当然の結果だと思います。自分の学校が会場なのに開催一週間前にそのことを知らされる。これは僕のミスでした。この時校長を説得してくれたのは、講師役として出る予定の同僚でした。

「セミナーに関して校長に報告しなかったのは彼(僕)のミスである。しかし、このセミナーは絶対地元の先生たちの為になる!だから中止にはしないでほしい!」

このようなことを言ってくれたのです。この時は本当に嬉しかったです。この時ほどこの学校に来てよかった、今まで活動していて良かったと思えた事はありませんでした。同僚の必死の説得で校長もセミナーに理解を示してくれ開催できることになりました。さらに校長は休憩時間中のお茶まで用意してくれたのです。同僚の必死の説得のおかげです。

いろいろ準備してきましたが、セミナー開催の三日前に突如同僚から残念な知らせが来ました。それはセミナーに出られなくなったということでした。なんでもセミナーの日に教員組合の会合があり、そっちに絶対出なければならないのだとか。どうしようもない理由ではありますが、しかしこれは僕にとっても同僚にとってもとても悔しい結果になりました。初めての同僚とのセミナーだったのですが…でも彼らは道具の収集や、理科室のアレンジなど多く事を手伝ってくれました。

今回同僚と一緒にセミナーを開催することはできませんでしたが、同僚の理解を初めて感じ、活動していて良かったと思えるイベントでした。

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by jocvethiopia | 2012-06-17 18:00 | 活動


エチオピアに展開する青年海外協力隊(JOCV)・シニア海外ボランティア(SV)のページです。活動の様子や,生活・文化の紹介などの記事を掲載しています。


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