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踊りでつなぐ文化交流

「国際文化交流」今、日本の教育現場でもこのような機会を作っているところも多いと思いますが、一体いつから始めればよいのでしょうか?小学校高学年?中学生になってから?

私は日本でも幼児教育の分野で勤務していたので、エチオピアに赴任する前は幼稚園や保育園ではまだこのような活動は早いのかな?と考えていました。

ですがエチオピアに来てその考え方はすぐに変わりました。

幼稚園の子どもたちから「先生は先生だけどでもチャイナなんでしょ?」とか
「先生はどこの国から来たの?どうやって来たの?バス?それとも歩いて?」とか
大人顔負けに「エチオピアには何年住んでいるの?エチオピアの生活はどお?」
なんて聞かれるんです。

とっても素直な子どもたち。
子どもの視点で彼らに少しだけでも日本の文化を味わってもらいたいなと思うようになり、だったら感覚的なことからやればいいんじゃないかと考えました。

自分に教えられることと、彼らが難しいことなく楽しめるもの
私の地元群馬県前橋市の祭りでいつも踊っている「だんべえ踊り」を教えてみることにしました。

幼稚園の休み時間(外遊び中)に音楽をかけて踊り始めました。
最初は聞きなれない音楽にポカーンとしていた子どもたち。
でも私が踊りだすと、なんだか面白そう!と思ってくれたのかすぐに真似を始めました。

何回かそうやって踊るうちに、園長の目に留まり
「ぜひ卒園式のプログラムで子どもたちに踊らせたい」という話になりました。

それからは体育の授業を使って練習の日々。
エチオピアのトラディショナルダンスは上半身を主に動かすので
子どもたちは手の振りは上手なのですが、足のステップがなかなかできません。
所変われば得意なこともだいぶ違うのだなと感じながらも、徐々に上達しました。

「だんべえ踊り」は鳴子を持つのですが、エチオピアにはそのようなものはないので
針金とソフトドリンクの王冠を使ってシャラシャラ鳴るものを作りました。

子どもたちは楽器を手にする機会がないので、とても喜んで積極的に練習しました。
そして本番・・・・・・。



子どものときにやったものはどうしても記憶は薄れてしまいますが
もし、大人になるときに「そういえば幼稚園で日本の踊りを踊ったな」なんて
思い出してくれたら、それが国際文化交流のひとつになるんじゃないのかな?

そんな期待をしながら彼らの将来の成長が楽しみな、いちボランティアなのでした。
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by jocvethiopia | 2013-10-25 00:00 | 活動

エチオピア・ハンドメイド・プロダクツ委員会

こんにちは。今回は隊員活動ではありませんが
【CEHP】という団体の活動についてご紹介いたします。

【CEHP】(シェップと読みます)=Commission for Ethiopian Handmade Products
<エチオピア・ハンドメイド・プロダクツ委員会>
エチオピアでのエチオピア人におけるハンドメイド商品の向上と販売支援を主な目的として、エチオピア・日本両国で日本人有志が集まり活動しています。
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最近の主な活動では『Merry’s』というHIV患者プログラムのサポートをしています。この団体へは以前協力隊ボランティアが配属されていました。彼らの長年の活動を引き継ぎ、ビジネスサポートと商品製作の助言を主に行っています。ボランティアが配属された当初は全てが受け身だったメンバーが今では積極的に商品を作り、また彼らのほうからアレンジを施したりととても活発な雰囲気で製作しています。
わたしたち協力隊ボランティアの活動は1隊員あたり2年と限られているので大きな成果を活動期間内で見ることは難しいですが、こうやって年月をかけてエチオピア人の意識が変わり盛り上がりが見られることは、国際協力に携わる人間としては非常に嬉しいことです。
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彼らが作っているのはエチオピアの特産である『コーヒー』を使ったアクセサリーや、ニット製品、雑貨などです。特にどの家庭でもコーヒー自体はこんなによく飲まれているのに、コーヒーアクセサリーのようなものは、エチオピア国内ではほとんど見かけません。本当の豆を自然素材のまま使用しているので、割れやすかったり不揃いだったり・・・といろいろな課題を乗り越えて製品化に辿り着きました。
最初はエチオピアの国旗を意識してネックレス等を作っていましたが、ある日訪問すると赤白のビーズが綺麗に施されたものが・・・「日本の国旗をイメージして作ってみたわよ」とのこと。自ら提案できるようになったことは、彼女たちの未来を明るいものにする一歩になることと思います。
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その他も、コーヒーの本(日本語版・英語版)カチャネ焼き(エチオピア伝統の陶芸)など、出版社や生産パートナーと共にハンドメイド商品を作っています。今現在も新商品の開発をメンバーで楽しみながら進めています。
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エチオピア国内ではバザーやコーディネーター宅での紹介や販売、日本国内ではアフリカンフェスタやグローバルフェスタ等で商品を購入できます。みなさんの活動のヒントにもなる話題が満載のブログも執筆していますので興味のある方はぜひご覧ください。
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CEHPの商品
http://cehp-products.doorblog.jp/

CEHP DIARY
http://cehp-diary.doorblog.jp/

全てはエチオピアの未来のために・・・・!!
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by jocvethiopia | 2013-04-16 13:18 | 活動

「アッシャングリット」

首都アディスアベバの幼稚園で活動を始めて3ヵ月が過ぎようとしています。アムハラ語はまだまだですが、担任の先生の助けを借りて工作と体育の授業をしています。子どもたちが目をキラキラさせながら授業を楽しんでくれる姿を見るととても嬉しくなり、もっと喜んでもらえるものを見せたい!と思っている毎日です。

エチオピアは子どもの歌はいろいろ種類があるのですが、物を使いながらの歌あそび、お話(ペープサートなど)がほとんどないので、日本の歌あそびの簡単なものをちょっとした時間に子どもたちに教えています。その中でも今活動先の幼稚園で人気なのが「たまごたまご」の歌です。

たまごの中からいろいろな動物が出てくるので、子どもたちも一気に集中して見入ってくれるのですが、わたしが描いた幼児向けの動物の絵・・・・日本の幼児教育ではごく普通の絵だと思うのですが、ここでは全部「アッシャングリット(人形)!!」になってしまいます。子どもたちだけならまだしも、同僚の先生方も「これは何の人形なの?」と聞いてくるのでとても驚きました。
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よくよく見渡してみると、アニメ・キャラクターの絵はエチオピアではとてもマイナーな存在でした。活動先の幼稚園の壁には、こんなリアリティ溢れる絵が描かれているくらいですから・・・。日本では『ゆるキャラ』が流行るくらいだし、アニメ・キャラクター文化がすごく浸透している国なんだなって実感しています。

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出来れば子どもたちに、全部人形でひとくくりするのではなくて、いろいろな種類を見分ける力をつけてもらいたい!動物の名前で答えてほしい!なので、教材を作り直してみました。リアリティ100%の絵はどうしても私自身が受け入れがたいので、間をとって50%くらいの絵にしました。今度はちゃんと分かってもらえるでしょうか?2作目を使うのが楽しみです。

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そして、ここには大きな動物園もなくテレビのない家庭では更に家畜以外の本物の動物を見る機会がとても乏しいので、子どもたちに動物の姿を見せる機会も作りたいと考えています。

全ては子どもたちの笑顔ために!!

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by jocvethiopia | 2013-01-31 10:51 | 活動

[任地・配属先紹介]アジスアベバ  幼児教育

私の配属先はアジスアベバの北東、ハヤフレットという場所に位置しています。ハヤフレットという意味は数字の22を意味しています。ハヤフレットのほかにもアラットキロ(4キロ)シディストキロ(6キロ)という地名の場所もあります。

 ハヤフレットはアジスアベバの中でも交通の要所となる場所であるとともに、周囲には洋服店が立ち並び、隊員内では通称「竹下通り」とよばれています。アジスに住んでいる人なら必ず耳にした事のある地名でもあります。

 配属先はハヤフレットの交差点から5分ほど住宅街に入った場所に位置しています。そして、カバレ(地区の役所)、小学校、幼稚園が隣接しており、私はそこの幼稚園に赴任しています。
 中規模の幼稚園であり、年少から年長まで各2クラス、1クラスにつき30名ほどの生徒がいます。

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 規模の大きな幼稚園になると1クラス40人、50人が在籍している幼稚園もあると聞きます。

 エチオピアの幼稚園全体に言える事ですが、アルファベット、アムハラ語の読み書き、数字を覚える等、勉強中心の教育であり、遊びに関しては、あまり重点をおいていません。子どもと一緒にあそんでいると、疲れるし服が汚れるからやめなさいと言われた事がありました。


授業の形式は読み書き等の反復授業で、日本の幼稚園とは大きく違います。想像力や自分で工夫して考える力を育てるような授業は極端に少ないです。
ですが、先生方も自分で教材を作り、わかりやすく楽しい授業になるように工夫しています。教材作りなどは、先生から相談を受け、アドバイスをしながら共につくっています。紙や段ボール等の資材は日本のように簡単に手に入りませんが、小学校や商店などにもらいに行ったりして集めています。

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 毎週金曜日の午後から1時間ほど時間をもらって、先生方に集まってもらい折り紙の折り方や工作などをしています。先生方に見本になるようなものを作ってもらい、授業に取り入れてもらおうと思っています。今年度から始め、先生方も忙しく必ず時間がとれるとは限りませんが、今後も続けていきたいと思っています。

 今年度、教育省から出されたカリキュラムには遊びの重要性がが記載されていました。エチオピアの教育もかわってきています。そのような変革期にエチオピアにいられる事をうれしくおもっています。今後も日本での経験を生かし、少しでも役に立てればと思っています。
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by jocvethiopia | 2011-12-21 06:00 | 任地・配属先紹介


エチオピアに展開する青年海外協力隊(JOCV)・シニア海外ボランティア(SV)のページです。活動の様子や,生活・文化の紹介などの記事を掲載しています。


by jocvethiopia

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