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こんにちは!!

体育隊員として活動している栗野です。

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2020年の東京オリンピックに向けて、スポーツ指導に力を入れ、オリンピック選手を育成中です・・・

と、書きたいところですが、近所の子どもたちにサッカーのルールを教えるだけでも精一杯です。だって彼ら、ゴールライン越えても続けるから、もはやサッカーではないんじゃないかと思うほどです(;゚Д゚) 

ゴールの裏からのパスは当たり前。キーパーからしたら、たまったものではありません。
キャプテン翼でもさすがにコートの外からのパスはないでしょ!(もしあったら、ごめんなさい)

そもそも、私は体育隊員であって、スポーツで実績を残してきたスポーツ隊員ではないから、オリンピックに向けてエチオピアの競技レベルをあげる手伝いなんてできない。とは口が裂けても言えません。笑

でも!! ん?待てよ(。-`ω-)

エチオピアには、体育とスポーツの違いが浸透していないではないか。

学校現場の体育は、子どもたちにとっては遊びの時間。教師もボールを与えてどっかに行ってしまうこともあるそうな。

ということは、
エチオピア政府が体育を必要な教科と見ているから、カリキュラムに取り込まれているわけだけれども、それに現場の先生たちがついていけてない。

それに対して、地域のスポーツ大会は、まさに真剣勝負の場。指導者にとっては、選手が成績を残すと自分の地位があがり、より多くの給料がもらえることもあるそうな。

ということは、成績を残せなかった選手には何も残らない。

そりゃ、私が親御さんでも「スポーツなんかやってないで、学校で理科や数学をしっかり勉強してちゃんとした仕事がもらえるように頑張りなさい!」って言いたくなりますよ。

エチオピアで浸透しているスポーツ(陸上、サッカーなど)に教育的要素を取り入れることができれば、子どもたちが大好きなスポーツを何の問題もなくやらせてあげられるわけです。

だったら体育隊員の私にできることは、スポーツに教育的要素を取り入れることが、どれだけ重要かをエチオピアの人たちに気づいてもらうために活動をすること。

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もし仮に、体育やスポーツを教えてもらったら、社会で必要な力がついて、経済的に自立ができるってなったら、最高ですね~(^O^)/

スポーツ教育でエチオピアを変えるんだ~!おぉ~~

そんで、ついでに世界も変えるんだ~!おぉ~~

ってことで、現在はサッカーボール1つで子どもたちを教育するONE BALLプロジェクトを押し進めています!


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でも、学校にサッカーボールあってもパンクしたらただのゴミになっちゃうんだよな・・・

くり太「ドラ●もーーん、助けてー(>_<)」

ドラえ●ん「しょうがないなぁ、どこでもドア! あ、間違えた。 One World Futbol!!」

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くり太「何これ?」

ドラえも●「これは、ナイフで刺してもパンクしないサッカーボールだよ。 これさえあればエチオピアの子どもたちは半永久的にサッカーできるんだ!空気入れも必要ないしね♪」

くり太「へー。じゃあ、子どもたちにこのボールでサッカーをさせてあげたいから、100個ちょうだい♪」

裏ドラ●もん「それは、無理な話だぜくり太。 欲しけりゃ、30万で売ってやるよ!」

※説明しよう!!
このボールは1個約3,000円で売っているのである。

くり太「くそー、こうなったらボールの購入資金を集めるしかない! みんな おらに力を・・・ 下記のサイトで購入資金を集める、クリックしてくれ!
 https://readyfor.jp/projects/one-ball-project 
                                     <終>

ということで、インターネット上で資金を集めるクラウドファンディングサービス利用し、パンクしないサッカーボールOne World Futbolの購入資金を集めています。
ご支援よろしくお願いします! 

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by jocvethiopia | 2015-03-31 04:04 | 活動

「太陽と埃の中で」

この題名どこかで聞き覚えがありませんか?
そうです!CHAGE&ASKAの有名な一曲です♪
即答できたあなたは立派なオーバー30ですね♪

このフレーズにピッタリ当てはまるのが私の任地メキです。

首都アジスアベバから南に140キロに位置し、アジスからアワサや南部諸民族州に続く幹線道路沿いにある人口3万人程の田舎町です。

この町の特徴は、何と言っても肌を焦がす太陽!そして砂埃です!!

普段は、この町の学校で体育教員として活動しており、日中は素敵な太陽光を浴びながら子どもたちと戯れています。日差しはかなり厳しいのですが、空気は乾燥しているため汗が出るような暑さではありません。

しかし、この乾燥した空気がもたらすのが砂埃です、、、。
町を南北に走る幹線道路以外に舗装された場所がないため、風が吹くと粒子の細かい砂が舞い上がるのです。
おかげで家に帰るころには髪の毛はバッシバシになります。

幹線道路沿いには、レストランやお店が立ち並んでいますが、一歩町に入ればそこには素敵な田舎の暮らしがあります。
ワラと泥で作られた家や、子どもたちの元気な声、ご近所で助け合う田舎の生活があります。

どんなに苦しい時も、この町に帰ってくると元気になれる。
そんな素敵な町です。

機会があれば是非お越し下さい。ガリ(馬車)に乗って、のんびり田舎を満喫しましょう♪

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by jocvethiopia | 2013-01-08 02:33 | 任地・配属先紹介

現地教員が自ら開催するセミナーを

首都で体育隊員として活動を始めて2年がたちました。
ここでの私の活動は、

高校での体育の指導
陸上部の指導
同職種の隊員とともに開催する『体育セミナー』

時間があれば色々な施設へ行って子供たちとスポーツなどをしたりもしています。

その中でも私は、『体育セミナーの開催』には多くの時間と労力を費やしています。
というのも『体育セミナー』は5年前の先輩隊員たちが始め、そのバトンを引き継いでの活動です。また、個人の活動ではなく首都アジスアベバ体育隊員みんなで作り上げてきている活動なのでみんな一生懸命です。

今年は『現地教員が自ら開催するセミナー』を目標に挙げており、例年以上にエチオピア人の教員や教育局の方々の協力を得ながらの活動となっています。

この7月から9月の雨季休みの間に計画をたて準備を進めていくつもりでしたが予想以上に時間がかかり思ったようには進みませんでした。
というのも、エチオピア人と協働することで我々日本人との語学や文化、考え方の違いから何をするのにも時間がかかってしまうからです。

ミーティングの約束を延期されることが多くあります。
ミーティング中でもこちらの思惑とは違う方向に進んでしまうこともあります。
日本人ボランティアだけで開催した方が簡単だと思うことは多々あります。

ただ、それを受け入れて、それを考慮したうえで協働することに価値があるのではないかと私は考えます。
エチオピアの文化や人々、ニーズに合ったセミナーを開催するにはエチオピア人が主となって開催するほかは無いと思っています。

エチオピア人との協働は不可欠なのです。

この雨季休み中、何度も行ったミーティングのおかげでゆっくりとではあるけれど確実に『現地教員自らが開催するセミナー』開催に向け歩みを進めています。

体育セミナーを通し、エチオピアの先生方にスキルアップや教育について考えてもらえたら、また今後日本人ボランティアの手を離れ『エチオピア人によるエチオピア人の為の体育セミナー』を開催してもらえたらと考えています。
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by jocvethiopia | 2012-09-28 12:00 | 活動

「学ぶ」は「真似ぶ」

「ゲンタ!今日も夕方17時から練習があるんだ!今日も来てくれるの?」

活動期間が終わろうとしてるある日の朝、幼稚園に通う7歳の少年からの一言。

私は2年間、青年海外協力隊としてエチオピアのドルベテという小さな田舎町で体育隊員として活動してきた。
体育隊員として配属先であるドルベテ中・高校で活動が始まってすぐに、同僚体育教師に言われた一言が今でも鮮明に残っている。

「ゲンタ、お前は何のためにこの学校に来たんだ?目的は何だ?」

返答に困った。

「JICAボランティアとして、体育・スポーツを通じて私たちが教えられる技術や考え方などを伝え、エチオピアのスポーツ・教育発展に貢献する」


「本当にそうだろうか?」


この疑問が頭からいつも離れなかった。
学校では全く頼りにされていなかったし、必要とされていなかった。
英語もアムハラ後もろくにできないいきなり来たアジア人をすぐに信用するわけがなかったのだ。

2年間ずっと「ボランティアとは何か?」と考えていた。
必要とされる人間にならなければいけない。
求められたい。

それらの気持ちとともにありとあらゆることをやっていた。

その答えが「サッカー」だった。

高校サッカー部を1年目に創設し、「サッカーを教えて、サッカーで教える、そしてサッカーから学ぶ」というモットーで指導をしてきた。

2年目には私の考えやサッカー練習メニューを熟知したサッカー部の生徒たちを小学生年代の指導者にし、サッカーチームを普及させていくプロジェクトを開始した。


「セルJr.プロジェクト」


さらに小学生チームの中から3人のコーチが誕生し、3つの小学生低学年チームが結成された。
プロジェクトを促進させたのは、ある一人の高校生。
彼は私が言うまでもなく、小学生低学年のチームを指導するコーチを養成し、3つのチームでリーグ戦を開催するなど、エチオピアの田舎町でのサッカー普及に大きく貢献していた。

子どもたちは「真似」をすることによって「学んでいた」のだ。

「学ぶ」は「真似ぶ」

結果的にこの2年間でドルベテという小さな町に1つの高校生チーム、4つの小学生高学年チーム、そして3つの小学生低学年チームが誕生した。
「セルJr.プロジェクト」の成果と言えるだろう。

これらのチームはおそらく来年は継続して行われていく。
しかし再来年はどうなっているかはわからない。
もちろん、ずっと続いていって欲しいとは思う、どうなるかは彼ら次第である。

ただ、彼らの心の中には、私がサッカーを通じて伝えたかったことや考えなどが、残り続けてくれるだろう。

そんな活動が終わろうとしている、ある日の朝に、
「ゲンタ!今日も夕方17時から練習があるんだ!今日も来てくれるの?」
と7歳の少年が言ってきた。


感動的だった。

彼の練習の様子を見るために何回かグラウンドに足を運んだことがる。
しかし、練習を指導するのは小学生指導者であり、私はいつも見ているだけ。

そんな私に対して「来てくれるの?」と言ってくれた。

エチオピアに来て初めて「必要とされている」と思うことができた。

自分のやってきたことは間違いなかったと確信できた瞬間だった。

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by jocvethiopia | 2012-06-28 18:00 | 活動

教育革命

エチオピアのほとんどの学校の壁には、絵が描かれている。そのほとんどが教育的なものである。心臓の絵、人体の絵、英語のアルファベット、その学校によって描かれているものは様々である。たまに格言的なことも書かれている場合がある。
ある日、私が訪れた小学校の壁で見つけた言葉。

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“Be first! Don’t be second. Second is last so work to be first.”(一番になれ!2番は最下位と同じ。だから一番になれるように努力しろ。)
少し意訳したが、おそらく言いたいことはこのようなことだろう。エチオピアの教育全てとは言わないが、多くはこの言葉のように、結果が全てで、過程を考慮しない傾向がある気がする。


 私はエチオピアで体育隊員として活動している。一人任地で言語もろくに話せず、右も左もわからないまま、あっという間に時が過ぎていった。グレード9と10(日本の中学3年生と高校1年生)が通う新しい学校には、現地の体育教師はいない。相談をする相手も近くにいなく、マンパワーとしての活動に疑問を感じていた。
そんなボランティアに対する生徒からの容赦ない文句、態度。何度も途中で授業を切り上げ、生徒が謝りに来るのをじっと職員室で待った。誰も謝りに来ない。なぜボランティアが授業を放棄したのかわかっていない。結局、1年目は彼らに何も教えることができなかったと反省した。

そして、2年目が始まった。配属先はボランティアにエチオピア人体育教員の同僚をつけることを約束してくれたが、見つけることができず、また一人で全学年・クラスを受け持つことになった。私の活動はマンパワーではあるが、少なくとも配属先の生徒たちに私が伝えたいことは伝える努力をしようと決めた。

今回は前年度の反省を踏まえ、体育を通して、生徒たちに社会性を伝えることを目標に授業を組み立てた。理論の授業では、グループで話し合わせ、エイズ患者に対する差別・偏見についてのロール・プレイングを取り入れ、生徒に考える機会を与えた。実技の授業では、毎回必ずグループワークを取り入れ、生徒の協調性を刺激するよう努めた。

しかし、出欠を採る際に、ズルをしたり、ボランティアの話を聞かなかったり、教室の中ではおとなしい生徒だが、外に出ると収集がつかなくなる。1年目は、ボランティアの言うことを聞かなかったり、ズルをした生徒は容赦なく減点していた。減点された生徒は、素直に言うことを聞くようになった。しかし、この方法だと、生徒自身は何も変わらず、ボランティアの目を盗んで再びズルをし、それを繰り返すだけだと悟った。

そこで、毎回の授業で導入とまとめの部分で社会性・モラルについて説くようにしてみた。ボランティアが重要だと思ったことは“思いやり”である。クラスメイトを思いやれば、協調性が養われ、教員(ボランティア)を思いやれば、話を聞くようになるだろう。毎回の授業で、必ず最低一人は思いやりのない行動をとる。その時に授業を止め、その生徒のとった行動が正しかったかどうかを全員に確認する。もちろんほぼ全員が間違いだと指摘する。そうするとその生徒は恥じることを避け、同じ過ちは繰り返さなくなる。

初めはこの“思いやり”Think for others!「他者を思いやれ!」とだけ、実技でボランティアが使っているホワイトボードの裏に貼り、繰り返し、毎時間確認していくと、生徒も「Think for others」とお互いを指摘し合うようになっていった。

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そこで他の社会性も学ばせようと思い。ボランティアが伝えたかったことや社会性のキーワードを追加するようにした。多くの生徒がズルをしたり、テスト中もカンニングをし、平気でうそをつくから、“正直者になれ!”Be honest!、暑い日差しの中、運動することを嫌い、文句を言う生徒たちに、我慢することも重要だと伝えたかったから、“忍耐強く!”Be patient!、これも思いやりに含まれると思うが、自分ができたら終わりではなく、できない生徒に指摘をしてあげてほしかったから、“教えあえ!”Teach each other!、できないことがあるとすぐ諦めてしまうから、“努力しろ”Make an effort!、Don’t give up!と、授業毎に一つずつ追加していった。

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これだけを伝えるためだったら、道徳の授業をすればいいのだが、体育の授業を通して、実際の活動の中でこれを体験するのが大切だと思う。頭がいい悪いではなく、運動神経がいい悪いでなく、常に他者のことを思いやる優しい青年であってほしい。私の授業からいくつ生徒が学んでくれたかはわからないが、一つでも多くの社会性を身に着け、立派な大人になってほしいと願うばかりである。

“You don’t have to be first, but always think for others.”
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by jocvethiopia | 2012-05-29 17:36 | 活動

[任地・配属先紹介]アジスアベバ 体育教育

私は、首都のアディスアベバ市内で、体育隊員として活動しています。
配属先は、高校で、現在Grade11(日本の高校2年生にあたる学年)のクラスを6クラス受け持ち、体育の授業を行っています。

私は平成23年度1次隊としてこの学校に赴任しましたが、体育隊員としては2代目。
また、私の学校には他にもIT隊員が平成23年度2隊次で来て、活動しています。ちなみに彼もIT隊員として2代目ボランティアです。以前は理数科隊員も1名活動していたようです。
たくさんのボランティアが活動していたこともあり、先生方も生徒もボランティアへの理解があり、とてもいい環境で活動させてもらっていると思います。


主な活動内容を紹介します。
私が赴任してから、まだ1学期(前期)の授業の流れしか経験していませんが、ここまで活動してきたことを紹介したいと思います。

現在、体育の授業は各クラス週に1回。1コマは40分。授業間の休み時間はなく、生徒の移動時間なども考えると実質の授業時間は30分前後という厳しい状況です。
また、1クラスには各75人前後の生徒がいます。多いですね。
前半は雨期明けでのため草がボーボーで、グラウンドが使えないのでクラス内での講義を行いました。

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後半、全ての草が刈り終わり、グラウンドが使えるようになった頃、外での実技を始めました。
授業の内容は、全て教科書に沿って行われます。
しかし実技にいたっては、特にボールゲームなど内容には入っているものの、各学校に授業で使えるようなボールは一つ、二つ程度しかないのが現状としてあげられます。
1クラス70人以上の生徒に対してボール一つ・・・
まだボールを使う授業は行っていませんが、工夫を凝らさなくては、、と考えているところです。

刈り取り前
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刈り取り後
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昨年度は週に2度あった体育の授業。今年度になって週に1度に減らされてしまいました。
私を含めた体育隊員は、そういった環境の中で体育の重要性を伝え、訴えていかなくてはなりません。
そこで、教育局にかけあい、エチオピアの体育教員に向けた体育セミナーを開催したりもしています。

セミナー風景
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まだまだ私の活動は始まったばかりです。
エチオピアの体育科教育がより良くなっていくように、これからもっと工夫をして、活動を頑張っていきたいと思います。
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by jocvethiopia | 2012-01-28 06:00 | 任地・配属先紹介

11ヶ月で見えてきたこと

今日12月11日をもって私はエチオピアに派遣されてちょうど11ヶ月が経った。振り返ってみるとあっという間でした。

協力隊エチオピア派遣のボランティアでエチオピアを紹介しようという動きになり、せっかくなので僕も自分の活動を紹介しようと思います。

僕はエチオピア北部アムハラ州メラウイという小さな町の高校で,Grade11と12の生徒に体育の授業を行っています。Grade11は20クラス中6クラス、Grade12は17クラス中5クラス計11クラスが私の担当です。1クラスの平均生徒数は48人程度。約50人の生徒を束ねるのはなかなか至難の業です。

日本人が派遣されていて授業を担当すると言うことで、僕はすっかり歓迎されているもの、何か言えばすぐに吸収しようとするハングリー精神が途上国にはあるものだと勝手に想像していました。



が、現状は…

向上心は強い。けど現状を改善しようとする動きはカメより遅い。
新しいものに興味はある。 でも表面上だけ興味があって中身や過程には全く興味なし。
日本人の考え方や技術をやたら褒める。しかしそこから学んで実践しようとはほぼしない。

ってな感じでした。とにかく自分たちの信じたことにいい意味でも悪い意味でも頑固です。

てわけで生徒とは考え方の違いでぶつかることもしばしば。つい先日もありました。

教室内での授業時、私は教科書を全員持ってくるように指示しました。エチオピアのスタンダードは、受験科目以外の教科書は学校に持ってくる必要がないと言うもので、そこに摩擦が生まれました。

翌週教室に行ってみると約50人中教科書を持ってきたのはたった10人程度。どのクラスもその程度で授業になりませんでした。ただ数10グラムの教科書を持ってきさえすればいいだけ。僕には理解出来ませんが生徒の中からは様々な意見が出ました。

「重い。」
「3人に1人あれば十分。」
「教科書は必要ない。」

などなど。あきれるものばかり。思わず教室を出ました。

他の先生や校長などに説明をし、なんとか全クラス全員教科書を持って来させることに成功しました。するとどうでしょう、生徒は楽しそうな笑顔を浮かべ生き生きと授業に参加するように。僕のやり方が生徒たちの経験したことのない講義スタイルで、それがうまくハマったようでした。帰り際に、

「先生、悪かったあんなこと言って。先生のやり方最高だよ!」

と。正直本当に嬉しいですがもっと早く動けよ。ってのが本音です。

わかってくれてからは生徒も本当に協力的で、次はどんなのを出してくるんだろうと言った感じで僕の講義を楽しみにしてくれています。

ここでの活動は、いかに自分の考え方をすんなりと伝え、なおかつ興味を持てるように「魅せる」かが鍵になると思います。エチオピア人のツボはどこに隠れているかわかりません。これが約1年で見つけ出した僕のエチオピア人観です。

これから折り返し半分の活動が始まります。試したいことはたくさんありますが、それを受け入れてもらえるかは僕の「魅せ方」次第。もし機会があったらまた紹介します。

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by jocvethiopia | 2011-12-24 06:00 | 活動

[任地・配属先紹介] ズワイ 体育教育

デナナチュ?(元気ですか?)
みなさんこんにちは。
私の任地ZIWAY(ズワイ)と配属先を紹介します。

任地のズワイは、首都アジスアベバから南へバスで約3時間半のところにあります。
首都が標高約2400mに比べ、ズワイは約1500m(詳しくはわかりません。)
標高が低いので、暑いです。

そして、ズワイ湖という茶色い湖があります。そこでは、ボートで沖にでれば、カバを見ることができます。また、エチオピアでは内陸国のため魚を食べることが貴重ですが、ズワイ湖でとれる魚を食べることができます。とても美味しいです。私のオススメは、アサゴラッシュというメニューです。

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湖畔ということもあり、色鮮やかな鳥たちを数多く見ることができます。バードウォッチングにも最適のスポットみたいです。

ズワイの人が、のんびりしに湖畔へ行くように、わたしもたまにボーとするために湖畔へ行きます。しかし、外国人は目立つので、のんびりしたいのに「何やってるんだ!」とお節介なエチオピア人がよく話しかけてきます。一人でのんびりしに行っても、結局見知らぬエチオピア人と話し込んで、逆にスッキリなんてこともあります。

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ズワイ湖には5つの島があります。
その島のなかには、約3000人住んでいるという大きな島もあります。
その島にはとても熱い温泉があります。(予想50度以上)しかし、地元の人たちは気持ちよさそうに浸かっていました。

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そのほかに、教会だけの島や、1家族しか住んでいないという島もあります。




次に配属先のBatu Preparatory Schoolの紹介です。
学校名のBATUはオロミア語でZIWAYという意味です。

ズワイはオロミア州にあるので、多くの住民はオロミア語を話しています。
私の学校でも、約8割の生徒がオロミア語を話します。

公用語のアムハラ語を話す生徒もいるので、コミュニケーションを取るのは大変です。
この学校には、Gread11とGread12の生徒約800人が通っています。
Gread11とGread12は、日本では、高校2年生と高校3年生にあたる学年です。
日本とは違い、留年や学校に行けないなどの理由から、生徒の年齢も様々です。
私の学校では、午前と午後のシフトがあり、生徒はどちらかのシフトで学校に通っています。

地方では、生徒の人数が多いにも関わらず、教員の数が少ないので午前と午後に分かれての授業になっていると同僚から聞きました。

生徒が約800人、そして教員数は約25人です。
エチオピアにある他の学校に比べ、私の学校は小規模なので、生徒も先生もとても仲が良くアットホームに感じます。



観光スポットと言える場所は少しですが、でも魅力いっぱいなズワイへ来たくなりましたか?


私は自分の任地ズワイが大好きです。
1番自慢したいところは、ひとが良いことです。
怒ったり、悲しくなったりすることもたくさんあります。しかし、楽しいとき、笑いが止まらないとき、うれしいとき悲しくて泣きそうなときにそばにいてくれるのもエチオピア人です。
たくさんの人々に支えられて、活動できていることに感謝して…今日もズワイで太陽と戦いながら道を歩んでいきます!!!

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ズワイのマスカル祭で道を歩いていたときに…
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by jocvethiopia | 2011-12-03 06:00 | 任地・配属先紹介

[任地・配属先紹介]アジスアベバ 体育教育

任地 アジスアベバ

ここはエチオピアの首都アジスアベバ。
首都というだけあってたくさんの人、外国人、近代的なビルがあります。
「エチオピアは最貧国」そう聞かされて赴任した私は近代的なビル群をみて予想以上の発展に驚いたものです。

 また、各政府機関やエチオピアのスポーツの聖地である「アジスアベバスタジアム」
東アフリカ一の大きさを誇る市場「マルカート」などがあるアジスアベバはまさにエチオピアの中心!!
エチオピアの顔とも呼べるアジスアベバを簡単に説明しましょう!
 


交通
主な交通手段はタクシー、ミニバス(区間内乗り降り自由)、中型バス(区間内乗り降り自由)、大型バス(バス停あり)の4種類。
隊員は主にミニバスを活用しています。料金はだいたい1ブル35サンチーム(5円くらい)から3ブル80サンチーム(15円くらい)で区間によって料金が決められています。
ミニバスは定員いっぱいに詰め込むため、座席はぎゅうぎゅうです!ただ、狭い空間の中で乗り合わせた乗客、人なっつこいエチオピア人にアムハラ語で挨拶すればすぐに仲良くなれます。(油断して泥棒に合わないように!!)

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アジス名物?家畜渋滞





インジェラに代表されるエチオピア料理ですが首都アジスアベバには世界各国のレストランが集まっています。
イタリアン、中華、タイ、インド、トルコ、韓国・・・
ボランティア達がよくいくのは、ボレ通りから少し入った所にある韓国レストラン。
価格はそれなりにしますが日本食に近い味またかつ丼などの日本食も食べられるし、ドミトリーからも近いということで人気です。もしお越しの際は近くのJOCVまで!!


先にも書きましたが、アジスアベバにはエチオピアの主要機関や商業施設が集まっておりどこに行ってもたくさんの人が集まっています。
また、急激な経済成長中のアジスアベバは新しいビルの建設ラッシュです。
着任して一年と少し経ちますがこの間にも街の様子がどんどん変わっているのです。
きっと以前の日本もこのようにして発展していったんだなと感じさせられる光景です。

発展していく街アジスアベバ。今後どのような姿をみせてくれるのでしょうか?
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居住区・配属先周辺  オールドエアポート

アジスアベバの交通の拠点「メキシコ」からミニバスで15分。
アジスアベバの南西にある「オールドエアポート地域」。私が住んでいる地域です。

オールドエアポート周辺には多くの大使館や外国のNGOがあることからたくさんの外
国人が住んでいます。
その為、閑静な住宅地であったり、外国人向けのレストランやスーパーマーケットま
たはボーリング場(!!!)なんかもありとても暮らしやすい地域です。

僕が住み始めたころも、周辺の住民が外国人慣れしているせいかすんなりと馴染むこ
とができました。

この地域では優しいご近所さん達がいたり、たくさんの外国人と出会うことができた
り、とても気に入っています。




配属先 Higher23高校

Grade11(高校2年)Grade12(高校3年)の計34クラス約2000人の生徒が通う高校です。

下記はあるクラスの一日のスケジュールです。
朝礼(国旗掲揚)8:30~8:40
1時間目8:42~9:24
2時間目9:24~10:06
休み時間10:06~10:21
3時間目10:21~11:03
4時間目11:03~11:45
5時間目11:45~12:27
昼休み12:27~13:27
6時間目13:27~14:09
7時間目14:09~14:51

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全校朝会の様子



こちらでも学歴が将来に関わってくるのは変わりません。だから彼らも大学入試に向け必死になっているようです。




とはいっても彼らも高校生。

やっぱりおシャレにもこだわるし、スポーツも大好き!

現在は昼休みにバレーボールのクラスマッチを開催していて、選手も観客も大興奮で参加しています。

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クラスマッチの様子




我が校は、スポーツで陸上、バレーボール、サッカーなどでアジスアベバでも優秀な成績を残し、大学進学率も優秀な実績を残しているという「文武両道」な学校です。
こんな学校で活動できることに感謝し、残りの任期を精一杯有意義に過ごしたいと考えています。
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by jocvethiopia | 2011-11-30 06:00 | 任地・配属先紹介

エチオピア・スポーツ

いきなりですが質問です!!!

Q1:エチオピアで最も人気のあるスポーツは何ですか?

おそらく日本にいる多くの人々がこう答えるでしょう!!!

陸上!!!


しかし、驚くべきことに、エチオピアで最も人気のあるスポーツはサッカーです!!
エチオピアでサッカー!?と言ってもしっくり来ない方が多いかもしれませんが、サッカーはエチオピアの中でも子どもから大人までこよなく愛されています!!


アジスアベバで最も有名な広場の一つである「マスカルスクエアー」の土曜日、日曜日は朝の5時・6時から子どもから大人まで約1000人を超える人々がサッカーを楽しんでいます。

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田舎町でもサッカーは一番人気のスポーツで、朝から夕方までありとあらゆるところでボールを蹴っている子どもたちを目にします。

さらに驚くべき事実として、子どもたちは石ころがたくさんあり、ボコボコの細い道でもボールを追いかけています。しかも裸足で!!

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エチオピアの子どもはスリッパや靴があるにも関わらず、裸足を好む傾向があります。私の推測では、これは1960年、1964年、ローマ五輪、東京五輪とマラソン2大会連続金メダルを獲ったエチオピアの英雄アベベ・ベケラの影響ではないかと考えています(アベベはローマ五輪の時、前代未聞の裸足でマラソンを制したことで有名)。


また、サッカーボールを買うお金がないため、多くの子どもたちは靴下を丸めたボールを作ったり、コンドームを利用して跳ねるボールを作ったりしながらサッカーをしています。

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子どもたちのパワーと発想には日々驚かされます。



大人に関しては、サッカーを実際にして楽しむ人も多くいるのですが、多くの人々はサッカーを「観て」楽しんでいます。

そうです、エチオピアではイングランド・プレミアリーグが大人気で、毎週末、ほとんどの大人たちは家のテレビやDSTVと呼ばれるテレビハウスに行ってプレミアリーグを観戦しています。
DSTVは田舎町でも必ず1件~2件あるテレビハウスのことで、衛生放送のサッカーの試合を大型スクリーンに映し出し、約150~200人の人を集め一緒に観戦するという場所です。
1試合につき、一人約2~3ブル(日本円で10~15円)観戦料として取っているため、DSTVハウスのオーナーはそれなり儲けを出していると考えられます。


ちなみに、エチオピア人の好きなチームは、マンチェスターU(35%)、アーセナル(35%)、チェルシー(20%)、リヴァプール(10%)といった感じになっています。


イングランド・プレミアリーグが絶大な人気を集めている現実ですが、もちろんのことエチオピアにもプロリーグが存在しています。
エチオピア・プレミアリーグと呼ばれるそのリーグは、主にアジスアベバとその周辺都のチームによって開催されており、アジスアベバなどで行われう試合は、満員になるということがよくあります。
しかし、アジスアベバやその周辺都市のチームがほとんどで試合もその都市で行われるため、プレミアリーグに所属していない地域の人々はあまり関心がないのが現状でもあります。
むしろ、イングランド・プレミアリーグで目が肥えている人々は、

「エチオピア・プレミアリーグはレベルが低いからおもしろくない」

とよく言っているのを耳にします。
エチオピア国内のリーグ人気を集める鍵となるのは、レベルの向上と地方都市のプレミアリーグ参入にあると私は考えています。


最後にエチオピアのサッカーの現状について少しふれておきたいと思います。
現在エチオピアのFIFAランキングは125位と低迷しています。
その理由として、ジュニア時代および育成年代(12歳~17歳)に対するサッカークラブが少なすぎるということが挙げられます。アジスアベバではそれらの年代のチームがいくつか存在するということを聞いたことがあるが、地方都市に行くとサッカークラブがあるところはほとんどないと言えます。
なぜクラブが存在しないかと言うと指導者がいないというがまず挙げられます。
子どもたちを育成する上で指導者はなくてはならないものです。しかし、多くの人々はお金にならない指導者を自ら進んでやろうとする人は少ないのが現実です。

また、サッカーをする環境が整っていないというのも理由の一つです。
首都アジスアベバで最も大きな広場の一つである「マスカルスクエアー」では多くの人々がサッカーしていたり、数少ない子どもたちのサッカークラブもそこで練習をしていたりしてます。しかし、その場所は何とコンクリートなのです。ヨーロッパでは芝生でするのが当たり前のサッカーですが、エチオピアではコンクリートが当たり前なのです。

よって、エチオピアのサッカーの発展のためには、まずキッズ、ジュニアそして育成年代のチームを増やし、その選手たちへの指導が求められます。また指導者の養成も欠かすことはできません。さらに、環境面を整えサッカー人口をもっともっと増やすことが重要であると私は考えます。

これらができれば、サッカーが大好きなエチオピアのサッカー界の将来は明るいはずだと思います。

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by jocvethiopia | 2011-11-23 06:00 | 生活・文化紹介


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