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こうなりたいと思う自分を演じる

来月末 日本に帰ります。 だけどやっぱり寒いし、すぐにタイのチェンマイに行きます。 

いつものことながら短い日本滞在で 老若男女を問わず あちらこちらで人に会います。

一生 青い鳥を追い続けている自分の旅に悔いはなし、 なんて いいかっこができるわけでなく、 あのとき こうしておけば とか こう 考えておれば なんてことは 人生の中でよくあるし そんな自分が道しるべになれば若い旅人にとって いいかなあ と 思いながら会ってる。

で、前回 自分が話した中で 自分で はっ とするものがあった。

途上国で物乞いの子供たちに おかねをねだられたときに ごうださんは どうしますか? って 聞かれたとき。

日本人は自分をも含めて 概してこういうときの対処がへたなので それがうまい外人さんのまねをしたよ、 最初は。

でも いまは 小銭があれば あげるようにしている。 昔は あげたり あげなかったり。 

あげても 解決にならないとか、 みんなが 集まってくるとか、 面倒とか、 などなどが あげなかった理由。

たとえば大勢、子供たちがいて ひとりにあげるとみんな集まってきて 収拾つかなくなって 体中 あちこち ひっぱられて 大声で なんか要求されたり こっちが悲鳴をあげそうになり その場から逃げるのに必死なんてことも よくあったし。

でも 最近は そんな状態になっても 余裕をもって楽しんでる。

むかしは そうなりたいって意識的に努力していたなって。 でも 知らないうちに できてた。

はっ と した。 できるように なってたって。

別にこの件が いいたいのじゃなくて、 

自分でこうあるべきとか こうありたいと 思い 努力するものは、 いつか それが 自然にそうなれるんだと。

みんな そうだと 思うよ、 高望みでも なんでも こうありたい と 意識してちょうだい。 

最初は簡単にできないかもしれないけど その理想の自分を演じてください。 

それが いつか 自然と ほんとの自分になってるから。

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by jocvethiopia | 2014-03-09 00:00 | その他

[最終報告]モジョ 理数科教師

「魚をあげる」でも「釣り方を教える」でもなく、 「何としても魚を釣りたい」という気持ちと、魚を釣り上げるために「試行錯誤するモチベーション」の共有にこそ活動の本質が


「何か実地の仕事において一定の目的を達するのに最善の方法を考究していると、予期しなかった事がきわめてしばしばあらわれてくるというのは驚くべきことです。」(ファラデー「ロウソクの科学」)

という気持ちをこの2年間の活動の中で感じさせていただけたことは感激です。

エチオピアでは日本では作ったことがないものを多く手掛ける機会に恵まれました。地球儀・化学実験用三脚・試験管バサミ・テスター等々。何とかして作って見てやろうと思い続ける中で思いもしなかったアイデアが閃く瞬間、試行錯誤している中で素材の性質が手に取るように見えてくる瞬間があることが驚きでした。

こういう気持ちを持つことができたのも、エチオピアの人々との交流のおかげです。日本のモノづくりの原点が今の日本では失われかけています。エチオピアでは手づくりの実験道具を見て、自分もつくって見ようとする生徒が大くいます。モノがないだけにその環境をバネにして大きく育ちうる可能性をエチオピアは秘めています。エチオピアの未来をつくるのはこの子どもたちだと感じとれる瞬間です。


このおかげで、うまくことが運ばない時、実験道具をつくって見たがイマイチ状態の時、一見「苦労」しているともとれるのですが、その時が、宝がザクザク埋まっている所に近づいているとも感じながら仕事ができたと思っています。


活動を終えるにあたって、理数科先輩隊員が最終報告書の中で書かれていた「長期ビジョンをみんなで共有して欲しい」というメッセージに応えて、私が考えているエチオピアでの理数科教育改善にむけた長期ビジョンを、次の4点にまとめました。

長 期 ビ ジ ョ ン
①「下からの手弁当の地域理数科サークル」を根付かせる
この可能性は、すでに見え始めています。理数科セミナーを協同した同僚のエチオピアの人たちがその動きを始めてくれています。なかなか教育局等から予算が出ないという課題を克服するには、理科教育を支える、小さな市単位(エチオピアではWoreda単位、日本の区にあたるもの)の無数の理科サークル(授業のない土日や休業期間中に手弁当で有志が集まり、参加者がお互いにワークショップの中で議論し合うサークル)が必要。 理数科ボランティアの配属先を含むWoredaでの理数科セミナーを共に担うエチオピア理数科教員とともに、単発ではなく継続させていく。

②モチベーションの高いエチオピア人のネットワークづくり
 隊員の任期は2年間だが、下からの手弁当地域サークルづくりを手掛ける力量を持ったエチオピア人同士のネットワークを理数科隊員チームとして、専門家SMASEE(理数科教育改善プロジェクト)・JICA事務所と連携しながら、長期に亘ってサポートしていく体制の確立。 隊員の任期終了やで転勤による配属先の変更で関係が切れることがないようにすることが必要。具体的には、セミナーに協同するデモンストレーターとして意識的に参加してもらう(参加にあたって教育局・配属先等からの勤務上の配慮をお願いする)。
 活動結果はモノではなく「何としても魚を釣りたい」という気持ちと「試行錯誤するモチベーション」の共有である。その心を共有できたエチオピア理数科教員のネットワークをこそ大事に残していくことこそ、活動したことが継承・発展されていく道である。

③セミナーの質の改善
 セミナーの質改善は、下からの手弁当地域サークルづくりを根付かせるための必要条件の1つ。参加者1人ひとりが主人公になった意見交換が激しく飛び交うワークショップにしていくことで継続的なセミナー開催の道筋が開けてくる。議論し合った部分をより高めるための、また、出された新しいアイデアを検証するための次回セミナーの開催に結び付けていく。

④教育機関と連携したセミナー開催
 アムハラ州・オロミア州・アジスアベバ特別市の教育機関と連携したセミナーを、継続させる。この形態のセミナーは年に何回も同じ科目で継続させることは財政的に難しい。しかし、理数科ボランティアチームとしての協同の場として有効であるとともに、デモンストレーターになる同僚や参加エチオピア理数科教員のモチベーションを高める意味でも非常に有効。
 その際、ボランティア個人としてはこの時がチャンスと内容を盛りだくさんにしてしまう悪しき傾向がこれまであったが、セミナーの質改善に留意し取組みをすすめる。


最後に、2年間の活動が充実したものになったのも、教育関係専門家プロジェクトに方々との連携や、それを支援していただいたJICA事務所のみなさまのおかげです。それによって、理数科ボランティアの活動の幅が広がる場面を持たせていただくことができました。
また、一人では到底できない活動を協同・支援いただいた仲間のみなさんや、ビジョンを考えるための意見交換に付き合っていただいた多くの方々に感謝いたします。
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by jocvethiopia | 2012-07-05 18:00 | 活動

エチオピアに来て1年近く経った中で自分が考えるようになったこと

消費文化に流されていた自分に気づく

 「熱の対流を教えるときに何か良い実験はないか考えてくれないか」と同僚のG5を教える先生から相談を受けた。いくつか考えた実験装置の1つにビーカーに入れた水の中に大鋸屑(オガクズ)を入れ、下からアルコールランプで加熱するものを用意した。

 しかしエチオピアで作ったビーカーを載せる三脚は空き缶を再利用したもので、これでは肝心のアルコールの炎の位置が生徒からは見辛い。日本では20個もの三脚は実験室に揃っているのが普通だったし、足りなければ教科予算ですぐに購入していた。はたと困った。


 街の喫茶店で出会ったセカンダリースクールの化学の先生が「学校には薬品はたくさんあるのだが実験道具が無いのだ」と話すので「例えばどういう実験道具が必要なのか」と聞くと「試験管バサミが欲しい」と返ってきた。試験管バサミも日本では簡単に教科予算で手に入っていたもの。


 三脚や試験管バサミをエチオピアに来て試行錯誤しながら作った。三脚は缶を切り取る発想から金属を繋ぎ合わす発想へ、溶接でくっ付ける金のかかる物でなく摩擦だけで繋ぎ合わす発想へ。また試験管バサミのポイントはバネ。針金を巻くだけではバネにならず、焼き入れが必要なことを再認識。

 日本に居たときには気が付かなかったことを知る面白さを学ばせてもらった。「必要は発明の母」「失敗は成功のもと」を実感できた。日本の科学技術を下支えしてきたのは東大阪の町工場で働く人たちの『物づくり』。この意義が日本の学校教育の中で薄れ始めていると感じつつ退職し、エチオピアに来てその『物づくり』の伝統を生かす場があることを知った。この感動をエチオピアの理科教師がワークショップ型の研修で手にすることで、子どもたちに『物づくり』の面白さを伝えていくことが大きく広がりうる可能性を感じている。



「木を見て森を見ず」には決してなるまいと誓う日々

 私のボランティアへの「要望調査票」には「期待される業務内容」の1つ目に「理数科教員として授業を担当する」とあり、「業務使用言語」として「◎英語」と書かれている。

 実際は配属先の学校はアムハラ語クラスとオロミア語クラスが半々で、英語で授業を行っているクラスはない。調査票の基礎データが間違っていた。ボランティアのプロジェクトの事前調査担当者と2年の活動の後の評価分析者は決して同じ担当者にはならないシステムにそもそもなっている(調整員の任期はボランティアと同じ2年なのだから)。

 私自身は、この「期待される業務内容」の1つ目はそもそも不可能だと考え行っていない。大切なのは、私含め各ボランティア自身が2年間の中のプロジェクトを納得して組み立て実践することだと思う。
 そのプロジェクトは専門家のものと異なってよいと考える。例えば、専門家の場合プロジェクトの外部条件に「対象の教員の大幅な離職がないこと」とすることは「可能」である。
 しかし私のような教育現場にいるボランティアからすれば、多くの教員が労働条件(給与等)のいい仕事に転職したく思っている現実を知っている。理科実験を積極的に牽引する同僚やセミナー参加者がいても、その先生方が学校を去ってしまえば、私のプロジェクトは失敗だと認めざるを得ない。慰めは不要。吾々ボランティアは教員の大幅な離職も生じないようにするには何ができるかを考えなければならない。自分一人の力でどうにもできないことを、「できないこと」「変わり得ないこと」と片付けてはなるまいと自分に言い聞かせている。

エチオピア人との連携は当然として、専門家とボランティアの連携、職種を越えたボランティア同士の連携、地域住民と教員との連携(Ho-MANABUの実践)、JICA事務所員とボランティアの連携、他国の援助の情報収集と必要な連携などにその解決の道はあると感じている。対等に意見をぶつけ合う横のつながりを大切にしたい。    (完)
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by jocvethiopia | 2011-12-07 06:00 | 活動

常に心の中で自問自答してきたことは

 常に心の中で自問自答してきたことは、この2年間で微力な自分がこの学校の児童教師達に何ができるのか、何が残せるかということであった。

 自分なりに出した答えが、「技術を伝えること」「理科教育のものの考え方を伝えること」であった。物を残してもやがては無くなるだろうし、理科室を整備してもすぐアレンジされるだろう。

 一年目は同僚とTTを組み、私はT1を受け持ち授業の中心にいた。しかし、これでは私がいなくなったら何も残らないだろうということに気付いた。
 そのため二年目の現在は、私がT2にまわり同僚にT1を任せ、道具を使っての授業のサポート役に徹している。同僚の道具を使っての授業の仕方にも問題点が多い。教師は結論を先に述べるのではなく、事象を見せた時子供達に「なぜ」と考えさせ、話し合わせる中で答えを見つけさせたり、解決への糸口に気付かせたり、次の検証へと進めたりしていくことが大切であることを説き、その時間の確保を図るようにしている。授業後は細かな所までアドバイスし、教師としての指導力が向上するように授業改善に努めている。

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 また、校内の授業に支障のない日を選び近隣の学校へ出向き出前授業を行っている。子供達は知識では知っているものの事象は目にしたことがなく、実際の道具には触れたことがない。低学年では「空気砲」「紙コプター」「プラコプター」を演出し理科の持つ楽しさを味わわせ、高学年・中学生には「水の電気分解」「二酸化炭素・酸素・水素の気体の発生方法と検証実験」を行った。次回も来てほしいという声を聞く時、嬉しさがこみ上げてくる瞬間である。

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 さらに、オロミア州教育省主催の師範学校教官を対象としたセミナー・ワークショップの開催に向け、何度も教育省へ足を運び粘り強く交渉してきた結果、ようやくゴーサインが出て日取りが決定した。これは師範学生を指導する教官の技術力や指導方法を高めるねらいがあり、オロミア州全体の理科教育発展のためにとても重要な機会になることは間違いない。その立ち上げに向け同じ時間を共有できたことは正に光栄である。このワークショップ・セミナーがこれからも続いていくよう期待している。


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by jocvethiopia | 2011-11-19 06:00 | 活動

エチオピアおよび任地メキの野菜事情

任地のメキは、首都アジスアベバより南東に130km。トマト、タマネギなどの野菜の
産地として知られていて、町の中心部を一歩出ると広い野菜畑をたくさん見ることが
できます。品質の良いものや希少性のあるものは、商品としてほとんどが首都に運ば
れてしまうため、メキの人々が利用している地元の野菜市場では、少し質の落ちる二
級品が主に取り扱われています。二級品でも捨てることなく売り買いされていていつ
も感心しています。私自身も活動の調査と買い物を兼ねてこの市場に週3回は行き、
地元の人々と野菜談義をしながら楽しい時間を過ごしています。

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メキの人々が食べている野菜で重要なものは、タマネギ、青トウガラシで、ほとんど
の料理に使われます。次が、トマト、ケール(球状にならないキャベツ)、ジャガイ
モが続き、その他に、球キャベツ、フダンソウ、ビート(サトウダイコン)、ニンジ
ン、サヤインゲン、カボチャ、サツマイモが食卓にのぼります。香辛料として使われ
る野菜では、赤トウガラシ、ニンニク、ショウガが欠かせません。野菜は炒めたり煮
たりして調理して食べるのが普通で、生食はあまりしません。
(外国人が多く住んでいる首都アジスアベバ等の大都市では、ナス、パプリカ、キュ
ウリ、レタス、ネギ、ハクサイ、ダイコンなども売られています。)

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また、エチオピア正教の教えでは、毎週水曜日と金曜日は断食の日とされていて、
肉、卵、バターなど動物由来のものは口にしないで、野菜や豆など植物由来のものを
食べています。この毎週の断食日に加えて時折断食期間があり、この間の野菜消費量
は増え、価格も若干上がります。

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いまのところ、エチオピアにおける野菜の消費量は少なく、種類も限られていて、品
質も良いとは言えません。しかしながら、急速な経済発展に伴い食生活の多様化が進
んでいて、今後の需要増が予想されています。エチオピアの高原地帯の気温はそれほ
ど高くなく年変動も小さいので、かんがい施設により水さえ供給できれば、さんさん
と輝く太陽のもとで野菜はすくすく育ちます。この国は重要な野菜の産地になる可能
性を秘めているように感じます。


21-4 SV 野菜栽培
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by jocvethiopia | 2011-11-09 19:23 | 生活・文化紹介


エチオピアに展開する青年海外協力隊(JOCV)・シニア海外ボランティア(SV)のページです。活動の様子や,生活・文化の紹介などの記事を掲載しています。


by jocvethiopia

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