エチオピアにて春を願う。


エチオピアでは、9月に新年を迎えます。
たっぷりと雨が降り続く冬が終わり、少しずつ太陽が光輝き 晴れの日が増え始める時、
そう、今エチオピアでは春まっさかり。

今日は、そんなさわやかな春もようにぴったりのエチオピアの春の歌を紹介いたします。
 
ነይ ብራ ነይ ብራ ነይ ብራ ነይ ብራ ነይ ብራ ነይ ብራ
(おいで おいでよ おいで おいでよ。)
እንዳ መስካራም ወፍ ባራሸ እንዳ አሞራ
(ほら。あの9月の青い鳥も飛んでいる)

አይን ያስደስታል ተራራና ሜዳው ተራራና ሜዳው
(なんてきれいな景色だろう。 山々は青々と木々がしげり)
ያምንጨቹውሃ ሳሩልምላሜው
(小川には春のせせらぎが満ち満ちている)
እንዳ መስካራም ወፍ ባራሽ እንዳ አሞራ
(ほら。あの9月の青い鳥も飛んでいる)

ነይ ብራ ነይ ብራ ነይ ብራ ነይ ብራ ነይ ብራ ነይ ብራ
(おいで おいでよ おいで おいでよ。)
እንዳ መስካራም ወፍ ባራሸ እንዳ አሞራ
(ほら。あの9月の青い鳥も飛んでいる)

በአበቦች ደምቀሽ አምረሸ ተውባሽ አምረሸ ተውባሽ
  በአደይ አበባ ደምቀሽ አጊጠሽ 
(かわいらしい きいろい春の花たちも より美しく着飾って)
እንዳ መስካራም ወፍ ባራሽ እንዳ አሞራ
(ほら。あの9月の青い鳥も飛んでいる)

ነይ ብራ ነይ ብራ ነይ ብራ ነይ ብራ ነይ ብራ ነይ ብራ
(おいで おいでよ おいで おいでよ。)
እንዳ መስካራም ወፍ ባራሸ እንዳ አሞራ
(ほら。あの9月の青い鳥も飛んでいる)


この歌は、エチオピア小学校の6年生の教科書にのっているものです。歌詞の和訳は、私が同僚と話しながら、勝手に作ったものです。なので正確な和訳ではありませんが、こんな雰囲気の 春早くおいでよ。という、春を願う曲です。

メロディはイ短調。
ゆったりしていて、少しさみしげな品のあるやさしい曲です。

そんな ነይ ብራのうた。

エチオピアの歌の中で、あたしの1番好きな曲です。

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# by jocvethiopia | 2014-10-19 04:17

HAPPY NEW YEAR 2007~羊の解体~

あけましておめでとうございます。

መልካም አዲስ ዓመት (マルカム アディス アマット:Happy New Year)

エチオピアは独自の暦や時間を持った独特な国です。

今日はそんなエチオピアの「お正月」でした。

早朝から外はわいわい、にぎやか。

女の子達は近所を回り、新年をお祝いするダンスを披露しています。

そして、そんな新年に欠かせないのが、羊!

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エチオピアでは、祝日になると、各家庭で羊や鶏をさばきます。

今回は、同僚宅で、その羊の解体に同席させてもらいました。

その一部始終をご紹介します。

      (※写真注意

      羊が解体される写真があるので苦手な方は見ないでください。)




         羊に限らず、鶏や牛など動物の解体は、男性の仕事。

              
               お父さんの登場です。

         まず、お父さんは羊の脚をひもで縛ります。

     そして、暴れまわる羊を押さえるのは中学2年生の娘の役目。

 

 羊は殺されることを察したのか、直前まで大量に糞をして、興奮状態でした。

   お父さんは手際よくナイフで羊の首をパクリと切断。  

やがて動かなくなった羊を庭の木に逆さ吊りにして、ナイフで皮を剥ぎます。

    (この皮は、業者が回収に来る際に、売るそうです。)


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そしてお腹を裂くと…あふれ出てくる臓器。

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食道、胃、小腸、大腸すべてひとつなぎ。

そして心臓も!

中身を半分に裂き、心房&心室を見せてくれました。

お父さんは次々と各部位ごとに分類していきます。

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その手つきはプロのようで、

私は始終その作業にくぎ付けになりました。


その後、その羊肉を調理するのは女性の仕事。

同僚と娘がティブスを作ってくれました。

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今朝まで生きていた羊。

解体から調理まで見せてもらった後の食事では…

「いただきます」を言う際に、これほどまでに“命”を意識したことはなく、

とても貴重な経験となりました。



2007年、皆様にとって素敵な1年になりますように!








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# by jocvethiopia | 2014-10-19 02:24 | 生活・文化紹介

エチオピアのゴミ事情(バハルダール編)

 以前、エチオピアの首都、アディスアベバのゴミ事情について、紹介させて頂いたことがありましたが、今回は、そのパート②、バハルダール編です。バハルダールは、エチオピアの中で、おそらく5本の指には入るほどの大きさの町です。ナイル川の源流の一つ、タナ湖があることから、観光都市としての一面も持つ町です。                   
                         
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                           バハルダール
                    ◆人口:31万8千人(2012年)
                    ◆面積:28km2(東京都府中市より少し小さいくらい)
                    ◆アムハラ州の州都(エチオピアには9つの州と2つの自治区があります)

 今回、ゴミ事情を調べるにあたり、まず市の担当の方に話を伺いに行きました。
そこで、『バハルダールは現在、市が直接ゴミの回収・処理等を担当せず、民間業者に委託している』ということを伺い、その業者である『ドリームライト社(以降D社)』へ、英語堪能な同任地の隊員と元同僚であるエチオピア人の3人で、訪問しました。

たまたまいた社長さん(?)にお話しを伺うことができ、お忙しい中、いろいろと話をしてくださりました。大雑把に、下記について知ることができました。

◎現在、バハルダールはD社だけでなく、いくつかの民間業者(他4社)でエリアを分けてゴミの回収を行っている。

◎2009年以前は、アディスアベバ同様、ゲンダと呼ばれる大きな回収ボックスを町中に置いて、それをトラックで回収していたが、現在は、回収ボックスは置かず(ただし、町中に通行者用の小さなゴミ箱はある)各業者が、各家庭や事業者等へ、ドアtoドアで回収を行っている。また、各家庭や事業者等は、回収・処理業者へ一定額を定期的に支払っている。 
  
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                     ゲンダ(写真はアディスアベバ)                
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                    歩行者用ゴミ箱(バハルダール) 
                    ※今バハルにゲンダはない

◎回収方法を変更した背景には、ゲンダ(町にある大きなゴミ箱)からの悪臭やバクテリア発生による感染源となること等の問題があったとのこと。
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               ゲンダのゴミが溢れていることは、他の市でも時々見受けられた

 ◎回収方法変更の効果として、予算縮小(これまで全額、市がゴミ関連費を負担していたところ、半分は市民等からの負担で賄うことができた)労働力削減(ゴミ関連に関わる市の労働者数を削減することができた)、市民の意識向上などを挙げられていた。
 
 ただし、現在の問題点としても、市民の意識向上(ゴミへの関心不足、回収費支払いをしない等)を挙げられていた。うーん・・市の規模が違うとはいえ、システムはアディスアベバより進んでいるのでは?と思いました。

確かに、(町中に大きなゴミ箱を置く)ゲンダ式だと、見えるところにゴミがあって(溢れていて)、単純に見た目でもバハルダール市のやり方は良いのかも?・・と思いつつ、バハル市のゴミが集められる“セバタミット”という場所にも行ってきました。

 セバタミットは、バハルダールの市の中心部から、ティスアッバイ(ナイル川の滝が見られる景勝地)行きのバスの途中にあり、約15分ほどで着きました。       
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             ティスアッバイで見られる、ブルーナイルの滝。今回はあまり関係ないですが・・・

 アディスアベバの時は、市の人に止められ、ゴミ埋立地に入ることはできず、外から眺めることしかできませんでしたが、ここは、普通に、敷地内に入ることができました。野良犬やハゲコウがたくさんいて、また、牛の頭がいくつか転がっている・・臭いがきつい・・・まさにゴミ山というのに相応しい、少し刺激が強い風景でした。
  
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 しばらく行くと、エチオピア人が作業しているのが見えました。話を聞くと、鉄を集めていて、アディスアベバの再利用する業者が買い取ってくれるそう。(ただ、レストランで捨てられているビール瓶のキャップを集めて持ってくることを提案したところ、いらないとのこと・・。)
エチオピアで、そんな業者があるのかと驚きつつ、ただ、この方達は、市や業者の人間ではなく、それとは別(個人?別業者?)のスカベンジャーのよう。
 さらにしばらく奥へ行くと、なんと・・・豚が飼われていました。豚は、エチオピアでは宗教上の理由(エチオピア正教およびイスラム教)から一般的に食べられず、あまり見ないが、ここでは、外国人が多く利用するバハルダールのホテル向けだとのこと。         
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 しかし・・狭い中にこれでもかっ、というくらい豚がいて、豚がかわいそうというか、あまりうまそうでないというか、何とも言えない気持ちになりました。
ゴミのそばということもあってか(聞き取れなかったが、ゴミを餌としているのかも?)、みな元気がないように見えました。

 ただ、親切心でとても得意そうに見せてくれるエチオピア人・・知れたのはありがたいが。。

 今回、バハルダールでは、『回収』システムについて、多く聞くことができ、エチオピアの他の町と比べ、悪臭等のゲンダの問題点を考慮したという点で、一歩進んだ取り組みに思われますが、ただ、『処理』については、結局、まだほぼ行われていない、というのが現状でした。
 ただ、バハルダールのようにどこかの町で新しいことをし、前例を示すことで、それが他の町の参考となり、徐々にエチオピア中に広まっていくのかなとも思いました。 
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                    歩行者用ゴミ箱(ゴンダール市街地)
    ★ただ、今回写真を見て気づきましたが、ゴンダールではリサイクルや分別が行われている!?
     ※写真:青(左)⇒リサイクル用・・・金属・瓶・プラスチック・ゴム・皮・木材・紙など
         緑(右)⇒リサイクルしないもの。
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                 遺跡見学者用ゴミ箱(ゴンダール 遺跡のそば)
                 右上写真:オレンジ(左)⇒果物の皮のみ
                       青  (右)⇒瓶・プラスチックのみ


                        各都市で見られるゲンダ    
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                           ゴンダール           
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                             ハラール
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                            ラリベラ
 
 ちなみに、日本へ帰国後、私の住む町のゴミ処理場も見学させて頂きました。私の町は、人口約10万人の自然豊かな町、といった感じの町です。一つ一つ、処理現場を見させていただき、いろいろと教えて頂きましたが、
その中で、『(私の住む)●●市は、一日一人あたり、卵3個分、全国平均よりゴミの量が多い。これを減らしたい。』ということを言われていて、今までエチオピアで、ゴミ回収システムがあるだけまだ良い、回収されたゴミは基本的に処理されず投棄されるだけ、
という状況と、改めてギャップを感じてしまい、印象に残りました。
 
 場所が違えば、問題や取り組み、進むべき方向も違ってくるのかもしれないし、そもそもゴミ問題は国境とか関係せずに考えるべき問題かもしれないが・・・・
                       地道に一歩一歩、頑張れETHIOPIA!!!


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# by jocvethiopia | 2014-09-01 03:49 | その他


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