コーヒー豆

みなさんは、おなじみのコーヒー豆がどのように加工されているか知っていますか?

今回は、コーヒー豆になるまでの過程を紹介したいと思います。コーヒー豆の加工方法は大きく分けて2つ(水洗方式・非水洗方式)あります。今回は、水洗方式について紹介したいと思います。

コーヒーの実は木になっていて、収穫時の11月に赤く色づいてきます。ちなみに緑の実はまだ熟しておらず、おいしいコーヒーにはなりません。

これがコーヒーの実。割ると中に2つずつコーヒーの種が入っています。

a0223909_01182394.jpg


a0223909_01190249.jpg

 この実をコーヒー農家の人たちが集めて農協に持って行きます。

ここから加工開始。工程は大きく分けて、6つです。

<工程1>

まず、コーヒーの実を皮ごと洗います。

a0223909_01193780.jpg

<工程2>

次に、皮をむく機械に通し、外の皮を取ります。写真のように、機械といっても人力で動かします。

a0223909_01201131.jpg

<工程3>

皮と実の間にぬめりがあり、そのぬめりを落とすため、3~5日ほど水につけておきます。

この農協では豆の大きさごとに分けて水につけてありました。

a0223909_01204929.jpg

<工程4>

今度は人の力でぬめりや汚れを落としていきます。デッキブラシのようなもので豆をこすりながら、次のタンクの場所まで移動させます。

a0223909_01213210.jpg
a0223909_01221254.jpg

<工程5>

工程4までで洗った豆を今度は天日干しをして乾かします。

むらなく乾くように、実を混ぜます。

a0223909_01225849.jpg

同時に欠陥品は手作業で取り除いていきます。

a0223909_01233173.jpg

乾かす日数は、天候次第で変わります。通常9~11日ほど天日干しにします。

ここまでの工程でコーヒーの生豆が完成します。ここから焙ったり、砕いたりすることでみなさんの飲むコーヒーになります。ここエチオピアでは「コーヒーセレモニー」としてその過程すべてが楽しまれています。

この後、品質チェックをして首都アディスアベバに送られます。

a0223909_01240786.jpg

ちなみにコーヒーは大きさや形、香りによってグレード1からグレード8に分けられます。グレードの高いもの、特にグレード1とグレード2は最高品質のコーヒーとして各国に輸出されています。

ということで、今回コーヒー豆の加工工程を紹介しました。
日本でもエチオピア産のコーヒーは手に入ります。(残念ながら生豆の状態での輸出はしてないようですが。)
見かけることがありましたら、是非お試しください。



[PR]
# by jocvethiopia | 2015-01-01 17:46 | 生活・文化紹介

ゴリラ男子、世にはばかれ。。

読者の皆さん。

はじめましてこんにちは。

噂に名高いぽんこつ体育教師でございます。

赴任して約1年半。

今までこのブログへの執筆依頼を

幾度となく無視してきた私ですが、

遂に逃げ場を失い初めてキーボードを叩いております。

何を書こうかと迷いに迷って、何とも時期外れではありますが、

雨期に山を登ったお話をさせて頂きます。






エチオピアには雨期と乾期があります。

雨期は6月〜9月 

乾期はそれ以外と言った所でしょうか。

「雨大好き!!」

なんて言う人は

そうそういるものでもなく、

多くの人が雨が続くと思うと、

気持ちもふさぎ込んでしまいがちかと思いきや、

実はエチオピアではそうでもありません。

エチオピアの学校は雨期のシーズンは休みになるので

教員にも2ヶ月程の休みが与えられます。

2ヶ月も休みがあるし何をしようかなんて考えてると

もう、気持ちもウホウホです。





a0223909_02341028.jpg



そんな浮かれたゴリラ気分を知ってか知らずか、

悲しみは不意にやってきます。

協力隊は年間4隊次に分けて、

世界各地の発展途上国へと派遣されます。

ちなみに私は平成25年度1次隊。(平成25年7月派遣)

それぞれ1次隊は7月、2次隊は10月、3次隊は1月、4次隊は4月
(※エチオピアには基本的に4次隊は来ない。派遣国によって異なる。)

あたりに派遣されます。

任期が2年なので現在エチオピアには、

平成24年度3次隊から平成26年度2次隊までの隊員が

活動しているということです。

つまり、日本では春が別れと出会いの季節なんて言われていますが、

我々エチオピア協力隊には、

年3回の出会いと別れの季節があるわけですね。

半年前には平成24年度1次隊、

私のちょうど1年先輩の隊次が日本へ帰国されました。

さあいよいよ本題に入りますよ。

というわけでその時の先輩(元登山部部長、現役剣玉職人兼理数科隊員)と

総勢6名で南部のアセラという町にある、

チラロさんへ登ってきました。




a0223909_02344171.png




おっと、

間違えました。

チラロ山に登ってきました。

 



a0223909_02350902.jpg





ここで、一緒に登ったメンバーを紹介します。

引率の先生:かねさん(男性シニア海外ボランティア)   
   隊次:平成25年度1次隊 
   職種:理数科隊員  
   任地:アセラ  
   特技:道中、見たことない植物を持ってくる。      
      その植物の名前を知っている。
      登山中一番元気。 
     (写真無し)





部長:オカモトさん(25歳・男性JOCV)  
   隊次:平成24年度1次隊   
   職種:理数科隊員 
   任地:アディスアベバ  
   特技:剣玉、料理、ぽんこつ体育教師いじめ



a0223909_02354168.jpg



声長:ペー島さん(24歳・男性JOCV)
   隊次:平成25年度1次隊    
   職種:体育隊員  
   任地:ナザレット  
   特技:声を出す、大声、叫ぶ



a0223909_02361373.jpg




料理長:すたーあでぃっしょんさん(23歳・女性JOCV) 
   隊次:平成25年度1次隊   
   職種:理数科隊員   
   任地:アセラ   
   特技:炊込みおにぎりにぎにぎ、回復笑顔魔法、セクハラ流し  
   (写真無し)





こんなお父さんが欲しいで長:くぼたさん(男性JOCV) 
  隊次:平成25年度2次隊    
  職種:パソコン隊員   
  任地:アセラ  
  特技:走る   
 (写真無し)





一番弱音を吐いていたで長:ぼろいえ(23歳・オス♂・JOCV) 
  隊次:平成25年度1次隊  
  職種:ぽんこつ体育隊員   
  任地:ズワイ  
  特技:ドラミング、毛づくろい


 

a0223909_02363968.jpg






チラロ山はエチオピアで4番目に高い山だそうで

標高4005mは

とても登りごたえのあるアタックとなりました。

早朝6時半アタック開始。

少し肌寒かったですが

登山にはちょうど良い気候で登り始めることができました。






a0223909_02370652.jpg




一面にはジャガイモ畑が広がり、




a0223909_02373913.jpg



山でとれた作物や育てた動物などを

麓のアセラまで売りに行って生計を立てる人々。





a0223909_02381114.jpg




a0223909_02385761.jpg


a0223909_03004777.jpg




3000m付近にも人が住み、

富士山山頂相当の標高で元気に遊ぶ子どもなど、




a0223909_03014663.jpg



高原地帯に住む人々の暮らしの一面を見ることができました。










休憩時間を綿密に計る登山部元部長オカバヤシさん。

a0223909_03021580.jpg





快晴だった早朝とはうってかわって

天気は次第に曇り始め、雨を予感させましたが、

なんとか雨に降られることなく

無事山頂まで登りきることができました。






a0223909_03024344.jpg




山頂に着くと今回登った中で唯一の女性隊員が

炊き込み御飯のおにぎりを握ってくれており

おいしい昼食にまでありつけた次第でございます。

しかし頂上に立ちこめる雲が太陽を隠すと同時に、

男たちの心にも影を落としたのだろうか、

4つ余ったおにぎりを賭けて、

「第1回チラロ山杯 弁当争奪戦〜2個目のおにぎりは俺がいただく〜」

そう、醜きバトルロワイヤルが始まろうとしていたのです。

そんな雰囲気に気付いたのか女神隊員が、


おっと。

女性隊員が「わたしは大丈夫だから皆で食べてね。」と一言。

なんて女神!

THE 女神!!

僕は眼鏡!

なんつってますが、

すたーあでぃっしょんさんは、男子隊員みんなの女神です。

シニアの方もお弁当を用意されていたらしく、

結局、4つのおにぎりは4人の男で分け合い、

私のドラミングは炸裂することはなく、

みんなで毛を繕い合いました。。

心配していた天気ですが、やはり持ってる男、ぼろいえがいますから

当然、下山途中にスコールが降るわけです。

濡れる濡れる。

木の下で雨宿りを試みましたが、ほぼ意味が無いほどに

降り散らかしてくれた次第です。

雨には降られたものの、

なんとか無事下山することができました。

ここで元登山部部長からのワンポイントアドバイス。

登山は登り始めて30分の所で10分の休憩。

あとは、50分をめどに10分ずつの休憩を挟むと

疲労が少なく、且つ早く登れるそうです。

これをエチオピアではオカバタケインターバルと呼んでいます。

4000、5000m級の山に登る際は、

一日、順応日を作ると良いそうです。

ちなみに我々エチオピア隊員のほとんどは

普段から2000m付近で生活しているので

毎日が順応日みたいなもんかもしれません。

最後に元登山部部長に聞きました。






Q. 山に絶対に捨てちゃいけないものってなんですか?









A. それはゴミと、、、、、だね。



a0223909_03030885.jpg




近い!近い!!


ちゃお。
[PR]
# by jocvethiopia | 2014-11-27 03:33 | 生活・文化紹介

マスカル

 エチオピアの新年は9月ですが、新しい年を迎えて早々、西暦で言えば9月26日(年によっては27日)にエチオピア全土にあるエチオピア正教会が行う宗教行事がマスカル祭の前夜祭です(アムハラ語ではየመስቀል በዓል (Maskel Festival)

この行事は首都アディスアベバで行われるものが最も規模が大きく有名ですが、私の任地ボンガでも行われたので見に行きました。

この日の夕方、街の中心部でお茶を飲んでいると、美しい刺繍を施したマントを纏い十字架を掲げた聖職者たちと若者の歌い手の一行が行列していたので、教会まで後をついていきました。丘の中腹にあるまだ建設中の新しい教会の広場には、白い装束の大勢の信徒たちが詰めかけていました。

a0223909_01510047.jpg

アムハラ語で十字架を意味するマスカルは、キリストが処刑されたゴルゴダの丘から後年十字架が発見されたことを祝う行事で、始まりはA.D.4世紀までさかのぼるそうです。
 マスカル祭は出稼ぎに出ていた家族が家に帰ってきて、一家が揃う重要な機会でもあります。また、この行事の前には個人的な喧嘩や紛争のたぐいは解決され、すべてのエチオピア人が和解のもとにこの日を祝うといいます。

 この行事は広場の中心に置かれた、木の束と新年を象徴するキク科の黄色い花(マスカルデイジー)を集めて作った「ダマラ」と呼ばれる円錐形の柱を中心に行われ、ダマラの頂点には十字架が取り付けられています。ボンガの教会の敷地では、カラフルに着飾った聖職者たちや青年の歌い手たちがダマラの前で讃美歌を歌い踊り、周囲を埋め尽くした白装束の信徒たちは手拍子で応えます。

a0223909_01534658.jpg


クライマックスにダマラに火が放たれてダマラはあっという間に燃え上がり、セレモニーは終了です。これだけ見ると日本で正月に行われる、正月飾りを焼く「どんど焼き」と同じような一種の通過儀礼(正月飾りを焼いて新たな年に移行する)にも見えますが、言い伝えでは、火が燃えてその煙がたなびいていった方角が、十字架がある場所だとされ、ダマラに火を放つのは、十字架発見の物語を再現したもののようです。ダマラが焼かれて崩れ去ると頂点に取り付けられた十字架が倒れた向きを見て、その年の作物の出来を占うそうですが、残念ながらこの日は火が燃え上がったところで広場を離れ、一緒にいた同僚とさっさと食事に行ってしまい、このことを知ったのは後からです。(最後まで見ておけばよかった!)。
a0223909_01544799.jpg

 食事を終えて街中のホテルの外に出ると、子どもたちが手拍子で歌い、踊っていました。私の家の前にもやってきて歌っていました。こうして子どもたちはお祝いになると各家をまわって小さく燃えさかる火を囲んで歌い、お小遣いをもらって帰っていきます。この日、通りには夜遅くまで子どもたちの歌声が響いていました。街の周辺部の農村に住んでいて教会まで行くことのできない人たちは、各々が住んでいる場所でお祝いをするそうです。この日は新年の非日常を満喫した1日になりましたが、民族や性別、年齢に関係なくエチオピア全土でこのような行事を催すことに、違いを超えたつながりを感じました。



以下 言葉説明。

宗教行事
・中でもティグライ、アムハラ、オロミアと南部諸民族州が中心となる。ティグライではアディグラト(Addigrat)、ウェクロ(Weqro)、イデガ(Idega)、ハムス Hamus とエロブ(Erob)、アムハラではゴンダール(Gondar)、バハルダール(Bahirdar)、デブラマルコス(Debra Markos)、ラリベラ(Lalibela, ウォルダヤ(Woldaya)、デッセ(Dessie)、ダブラタボル(Dabra Tabor 及びデブラブラハン(Debra Brehan)が、南部諸民族州ではエンデベル(Endeber)、グメル(Gumer)、グンチェレ(Gunchere)、ドゥラメ(Durame)、 ウォライタソド(Walayta Sodo)、マアシャ(Masha)、ボンガ(Bonga)そしてガモゴファGamo Gofa)が中心となる。その他では、南ウェロ(South Wello)のギッシェン山(Mount Gishen)がこの祝祭の中心地である。

የመስቀል በዓል (Maskel Festival)
・各民族での呼び名は、ハディヤ(Hadya)、ウォライタ(Walayita)、ダウロ(Dawro)、ガモ(Gamo)が“Meskalaa”と呼び、カンバタ(Kambata)は“Masaalaa”、 イェム(Yem)は Heeboo”、 グラゲ(Guraghe)は Mesker”、 オロモ(Oromo)は Guubaa”もしくは“Meskalaa”そしてカフェチョ(Kaffecho 及びシェキチョ(Shakkecho は“Meshekerro”と呼ぶ。


[PR]
# by jocvethiopia | 2014-11-27 02:10 | 生活・文化紹介


エチオピアに展開する青年海外協力隊(JOCV)・シニア海外ボランティア(SV)のページです。活動の様子や,生活・文化の紹介などの記事を掲載しています。


by jocvethiopia

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

ボランティア機関誌(Web版)

マスカル2013

カテゴリ

全体
任地・配属先紹介
活動
活動場所
生活・文化紹介
帰国隊員より
お知らせ
リンク集
時候の挨拶
その他
街・旅行情報
理科教育

検索

訪問者数 since 22Oct2011

アクセスカウンター

おすすめリンク
Ethiopia Bet
気になるエチオピア情報満載!コアな情報だってたくさん!

タグ

(41)
(36)
(34)
(23)
(19)
(11)
(10)
(10)
(9)
(9)
(5)
(5)
(4)
(3)
(3)
(2)
(2)
(2)
(2)
(1)

最新の記事

Ethiopia からこんに..
at 2017-10-02 21:39
Arba Minch, Ga..
at 2017-08-29 22:58
『理数科教育隊員』の活動紹介..
at 2017-07-02 20:22
木工隊員の日々
at 2017-03-30 23:27
「ここらでアビアディ行っちゃ..
at 2017-03-04 22:49

記事ランキング

ファン

ブログジャンル

海外生活
ボランティア

画像一覧

その他のジャンル